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遍路日 2011.12.9 掲載日 2013.1.8
5番「堀越庵」を出て、すぐに細い道を通り、段々畑の跡をほぼ垂直に上がって「馬立峠」への山道に入ります。
振り返れば「堀越」集落が見え、5番「堀越庵」を探すと小さく見えます。
「馬立峠」遍路道の山道は下調べした通りの急坂で、手摺りと共に木杭で階段が作ってあり、小豆島88箇所霊場を歩き遍路してみると、手摺りが有る所は、だいたい急坂でした。
手摺りは、いつ・だれが設置してくれたのでしょうか?、やっぱり20年ほど前の小豆島88箇所巡拝が盛んな頃なのかなぁ。
馬立峠近くで、白犬を連れたアンチャンが、犬を押さえて道を譲って待ってくれてたので、挨拶をして「堀越」の崖崩れ箇所付近に迂回路が無いかを尋ねると、やっぱり無く「通れない」でした。
でも、このアンチャンは、どこから犬を連れて散歩しているのかな?
「堀越」へ向かって下りて行ったが、犬の運動のためにはなるかもしれんが、かなりキツイ道で、しかも半端な距離ではない。
馬立峠からは下り坂で、途中に不動明王が有り、着物の一部が青く塗ってあり、御尊顔も何となく愛嬌が有る。
「馬立峠」の遍路道がコンクリ舗装になる頃から「田の浦」集落の屋根と海が見えて来ました。
小豆島88箇所霊場の6番札所「田ノ浦庵」は小さな庵で、普通の民家と思うほどで、境内に「いぼ取り地蔵」の説明看板が有り、過疎化になった隣村より移設したらしい。
6番「田ノ浦庵」を出て「二十四の瞳・岬の分校」へ寄ってみました。
その状況は「廃校シリーズ」「香川県」「苗羽小学校田浦分校」に記載してありますので御笑読ください。
「岬の分校」を出て県道をテクテク歩いてると、道端に大きな樽を横にして置いてあり(一番上の写真)、良く見ると、樽を利用したバス停留所になってました。
このアイデアは、なかなか良いと思い、樽の大きさがわかるように越後屋にベンチに座らせて写真を撮りました。
ぼちぼち夕暮れになり、出発地の「堀越」集落には5時半頃に戻り着き、ちょうどその頃になると雨がポツポツと降り始め、車に駆け込んで、ぎりぎりセーフ!!。
もおチョット遅かったら、雨に濡れて泣きながら歩くところだった。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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