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 小豆島遍路記 遍路日 2011.12.12  掲載日 2013.1.27


「子馬越」より72番「滝湖寺」へ/小豆島88箇所霊場・徒歩遍路記

73番「救世堂」

「子馬越」バス停付近、小豆島歩き遍路   「中山」方面を望む、小豆島歩き遍路  73番「救世堂」、小豆島歩き遍路
小豆島 救世堂
 「土庄」より朝7時20分頃のバスで「小馬越」へ行きました。

 この付近は、小豆島88箇所霊場・遍路の第一日目に出発した「小豆島大観音」が有る付近で、「子馬越」へ来るまで、けっこう急坂・S字カーブがあります。

 バス停付近には大きく「笠ケ滝寺」の看板が立っており、そこより73番「救世堂」へ向かってテクテク歩き遍路。73番「救世堂」、小豆島歩き遍路

 途中から「中山」方面の集落が見えます。

 小豆島88箇所霊場の73番札所「救世堂」に到着しましたが、先を歩いてた越後屋はそこが札所だと気が付かず、声を掛けて呼び止めるまで、スタスタと歩いており行き過ぎる所でした。73番「救世堂」、小豆島歩き遍路

 入口に藤棚が有りキレイにしてあるもんだから、ボオッ~としてたら普通の民家の庭先かと思ったかもしれん。

 実はσ(*_*)も近づくまで普通の民家だと思ったのです。

 朝早いのに、一人のジサマが参拝しており、線香の灰もキレイにしてありました。(一番上の写真)
 

72番「滝湖寺」

小豆島歩き遍路   「笠ケ瀧」が見える、小豆島歩き遍路    72番「滝湖寺」、小豆島歩き遍路

 72番「滝湖寺」へ向かって歩いてると、これから行く「笠ケ滝」の建物が山崖付近に見えます。

 今は寂れた感じですが「滝湖寺」は山門に仁王さんも居て、大きい寺で、昔は近所の店も賑わっていたんだろなぁ・・という雰囲気です。

小豆島 滝湖寺      72番「滝湖寺」仁王、小豆島歩き遍路       72番「滝湖寺」、小豆島歩き遍路

 山門を潜ると、正面の堂がコンクリ造りになっており、本四国の香園寺と同じです。72番「滝湖寺」、小豆島歩き遍路

 もっとも、あれほど近代的な建物形式ではなく、一応お寺らしい、お堂の形はしており、昔は木造だったのだろうけれど・・・惜しいなぁ。

 近代的建物だから防犯システムがキッチリとしており、鍵を掛けて扉が閉まっているかと思ったが、扉は簡単に開きました。

 堂内に入ると少し温かく感じ、だれかが参拝しに来たのかもしれなく、灯りも点いてました。

 納骨堂も兼ねてるよおで「室内 撮影禁止」の看板が有り、うむうぅ・・信心が足りん人間だから、見渡しても別に写真に撮られても困るような物が有るとは思わないんだが・・それとも本尊さん等を撮ると、御利益の効力が減るんじゃろか?、だれか教えて、エライ人。72番「滝湖寺」、小豆島歩き遍路

 飾ってある本尊さんも、まだ新しいようなので、そんなに不敬になるような物でも無いよおな感じだけど・・まぁ・・・「撮るな」とわざわざ書いてあるので撮りませんでした。

 ちなみに小豆島で堂内撮影禁止の箇所は、ここ72番「滝湖寺」と次の72番「奥の院・笠ケ滝」の2カ所だけで、どうも「笠ケ滝」関係は、「堂内撮影禁止」の方針のよおです。

 これも、やっぱりバスの運ちゃんが言ってた「ヘンクツな住職」だったためかな? (^O^)72番「滝湖寺」、小豆島歩き遍路

 小豆島88箇所霊場の他札所は「撮影禁止」と書いてなく、管理人が居なかったりした事もあり、勝手に撮っちゃったけれど・・

 72番「滝湖寺」はコンクリ構造で囲まれた室内のためか、尺八の音は適度にエコーが効いて思った以上に良く響きます。

 久々に良い音で感激しちまったので、続けて二曲吹き響きの良さを確かめ堪能し、こおいう場所を見つけるために、尺八を携えて歩き遍路・巡礼していたので、良かったあぁ~。

 はっ?・・・いえ、全く本尊さんとか、気の遠くなるようなアリガタイ話には一切興味が無く、ただ単に尺八の響きの良い場所を見つけるためだけです・・すみません。
 


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。



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