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遍路日 2011.12.13 掲載日 2013.2.4
47番「栂尾山」の見晴台から1分も歩かない、すぐ山側の所に大師堂が有り、こりゃあぁ~・・ボオッとしてたら見過ごすなぁ。
そのすぐ下に、庭園の「お休み処」風の建物が有り、だれかの別荘かと思ったら「秋葉大権現」の看板が掛かってます。
無人と思われる庵なのに、そんなに荒れてなく、ここで「茶会」でも開いたら良さそうな情緒の有る建物で、看板には「三尺坊主 住坊」と書いてあったが、住んでるのかな?
山道を降りて行くと小豆島88箇所霊場の48番札所「毘沙門堂」の脇に出ました。
ネットで下調べした時に、この48番「毘沙門堂」と47番「栂尾山」の正確な位置が、どおしてもわからなかった。
「毘沙門堂」は大きな堂ですが、扉が開かないので扉前で参拝したが、堂内ならば、たぶん構造上から尺八の音は響いたと思う。
車道に出てカーブを歩いてると、前方の畑の道端で3人座っており、地元民だろおと思って挨拶しようとしたら、向こうから「待ってたよぉ~」と声が掛かりました。
はて?・・・ここら付近には、知り合いなんか居ないはずだが・・・良く見れば、先程の47番「栂尾山に居た夫婦連れで、地元のバアサンと並んで座っていました。
挨拶して通り過ぎる時に「さっきの尺八、よかったよぉ~(^_^)/」
「ありがとうございます。 大先生に誉められちゃったなぁ。(^_^)v」
「いやいや、あなたこそ、大先生ですよ。(^-^)」 「ヘッヘッヘッ・・何をおっしゃいますやら・・(^O^)」と、お互いに誉め合いながら通り過ぎました。
46番「多聞寺」の山門を潜ると、本堂は修理中で、境内には「順路」の看板が有り、「戒壇巡り」を最初にするようです。
戒壇の中に有る祭壇まで来た時、本堂が修理中だから、ここで代わりに尺八吹いたら響くかもしれんと思った時に、先程の夫婦連れが入って来ました。
どうしょうかなぁ・・と一瞬迷い、ここで大先生の前で尺八を吹くと、いかにもワザとらしいので止めて、庫裡の仮本堂前で吹きました。
あっ・・ちなみに題名の「肥土山」は、この付近の地域名です。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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