HOME > 遍路・巡礼 > 小豆島88箇所霊場「地図・目次」 > 60 重 岩
遍路日 2011.12.13 掲載日 2013.2.8
「千軒」集落の旧道を歩くように地図本ではなってますが、失礼ながら、あんまり面白い物も無いだろおと思い、それよりも海岸の風景を見て歩こうと車道を歩きました。
海岸の堤防で釣りしてるジサマと会い
「釣れますか?」 「いや、さっぱり」
「何釣れるんですか?」「サヨリじゃなぁ。どこから来た?」
新潟と答えると、そりゃまた遠い所を・・と、近くの建物へ行き、そこのトッツアンに「新潟から来たんだと・・・」と話し始め、近くに居た越後屋に話しかけます。
会話から外れて先に行きましたが、後で聞くと「ぜひ重岩に登って行け。お遍路さんが笠を被ってるように見える。」と言われたらしい。
へえぇぇ・・「重岩」なんて知らなかったでぇ・・海岸付近にでも有る、岩の名前かなぁ。
「戸形崎」の砂浜付近には海亀のモチーフが有り、台座に「うみがめさん またきてね うみをきれいにしておくからね」と書いてあります。
下にその経緯が書いてあり、2000年夏、7月3日夜にアカウミガメが90個の卵を産み、8月31日に51匹生まれたそうな。
ほほおぉぉ・・・瀬戸内海でも海亀の産卵が有るのですねぇ、モチーフを良く見ると、親亀の側に小さい子亀が数匹居ます。
「戸形小学校」と言うらしく、もう廃校になったのかな?人の気配は有りませんでした。
「小瀬」集落に入る入口に「重岩不動尊 これより500m右折」の大きな看板が有り、あぁぁ・・これがトッツアンの言ってた「重岩」かぁ。
海岸付近に有る岩かと思ってたが、山の上に有るようで、神社らしい建物も見えます(一番上の写真)。
あそこまで上がって戻るには、時間が足りまへんので「パス」しましたが、後で調べると、けっこう有名所らしい。
小豆島88箇所霊場の61番札所「浄土寺」に着き、境内の砂地は箒の掃き目がキレイで、堂の彫り物は普通は龍なのですが、ここは何故かウサギさんでした。
因幡の白兎と何か関係の有る、カワイソーな云われが有るのかな?
「浄土寺」からも旧道を歩くように地図本になってますが、やっぱり海岸通りを歩こうと近くの小道から車道へ出ました。
赤い「火の見櫓」の下に、どんな云われが有るのかわからんが、「福助」の石像がチョコンと座っており、ひょっとしたら「福助さん」は、こちらの出身なのでしょうか?
海岸からは小島が見え、沖の方に有るのが「豊島」らしく、時間が有ったら、「豊島」へも行ってみたかったのだが・・・
下調べした時にわかったのですが、「豊島」は過去にだいぶ産廃問題で世間に騒がれた島らしい。
歩いてると漁業に使う「浮き球」を利用した、緑のカエル?さんが置いてあり、なかなかの「アイデア賞」もんですなぁ。(^O^)
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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