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2018/6/3 旅行
「小瀬良教会」へ行くのにカーナビを見ると、「大水教会」へ行く途中に有るようなので、県道を離れました。
カーナビの示す道付近の集落に教会が有ると思って細い下り道を行くと、道端に車が三台止まってます。
この車は教会へミサをするため停めてるのかもしれないと思い、苦労してUターンをして、その後ろに止めました。。
で・・「小瀬良教会」はどこ?・・と思って当たりを見渡して探すと、車を停めた道路から少し下の離れた所に赤い屋根が見えます。
この附近の屋根は普通の黒色で、赤い屋根にするなんてのは教会だけだろなぁ・・と思って行ったら正解で、これが黒い屋根だったらわからす、泣きながら探し周る所だった。
教会の玄関に連絡メモを入れる箱に名前が書いてあり、拝見すると地域名の「小瀬良」「大瀬良」「大水」の苗字が多いよおです。
「小瀬良教会」から下の風景を見ると県道が見えたので、そこから上がって来れたのかもしれないと思い、後で「江袋教会」へ行く時に気を付けていると、県道から上がる階段が有り、しかも標識まで有るじゃねぇかぁ・・ゴラァ。
どおやら「小瀬良教会」の正式な上がり道は、県道から上がるよおですが、初めて教会へ来る人は知ってたのかなぁ。
そんな注意書きは、見た事がないでぇ。
「小瀬良教会」より「大水教会」へ行く途中に案内板が有り、何だろお・・と思って見ると「北魚目の文化的景観」と題して「大水」集落が紹介されてました。
それによると1830年に大村藩外海地方から移住した一組の夫婦により開拓され、この夫婦を起源として「末子相続」という分家を繰り返して「大水」集落になったらしい。
現代版の「アダム」と「イブ」ですなぁ・・それにしても、案内板の写真を見ると、海岸から山斜面をずうっ~と駆け上がった所に、良く住み着いたと思います。
この案内板を見た時は「北魚目」とは何の事か知らなかったのですが、これを書いてる時に調べてみると、どおやら五島列島・中通島の北側部分一体を「北魚目」というらしい。
失礼ながら人里離れた孤島の数戸しかない地の果てで、自主的にこのような立派な教会を作るのは熱い信仰心だと思います。
それに引き換え、これが仏教だったら「寺の本堂やら山門を直すので寄附金を出せ」と言われたら、そんな事しなくてもええのにぃ・・と思いながら、いやいやシブシブ応じるだろなぁ・・はい、自分はそうです。
それほど今の仏教は、心の安らぎも無く、形骸化していると思う。
訪問ノートを拝見すると、新潟県見附市在住の人が、一週間ほど前に「大水教会」を訪れており、こんな遠い所で新潟県の地名を見るとは奇遇ですなぁ。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アヴェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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