HOME > 紀行文「目次」 > 五島列島・教会巡り「目次」と「地図」 > 35 聖母の月
2018/6/14 旅行
「高井旅教会」と岬一つ程度離れた近場に「福見教会」が有り、レンガ造りの大きな教会です。
「福見教会」付近に設置されている保育園や老人ホームの施設にもマリア様が飾ってあり、さすが教会の島「五島列島」ですなぁ。
「福見教会」のマリアさんを拝見すると、どこから見ても自分を見ているような気がするので、越後屋に言うと「そおいう願望有るからじゃないの」とズバリ言われた。
ううむうぅぅ・・そおかもしれんなぁ、「マリア様、私だけを見て・・・・お願い、(ハァ~ト)」
車に戻る時、4人の旅行者がタクシーに乗って教会に来るのと行き違い、その内一人はビッシリと教会のスタンプを押した紙をシッカリと持ってたので、自分と同じように教会のスタンプを集めているのでしょう。
ちなみに、この「福見教会」のスタンプは色が薄かったので悪しからず。
「浜串教会」は漁港の片隅にあり、民家が立ち並んでいたので教会全体の姿は撮れませんでした。
教会へ入ると、入口扉の葡萄のガラスがキレイですなぁ(一番上の写真)。
「希望の聖母」というのが近くに在るらしく、その祭り?の写真と、横には花に囲まれたマリアさんの写真も貼ってありました。
花に囲まれたマリアさんの写真には「5月1日 聖堂内 聖母の月花飾り」と書いてあり、日付を見ると5月の水・土曜毎に花を変えているよおです。
「聖母の月 花飾り」と書いてあったもんだから、ほほおぉぉ・・・キリスト教も仏教と同じようにお釈迦様が生まれた時のように花祭りをするのかと思いました。
「聖母の月」と言うネーミングもロマンチックで、「希望の聖母」の祭りのような写真も、横に貼ってあったもんだから、「聖母の月」の「月」は夜に見える月だと想像して、マリア様と月の関係で何かカワイソーな「かぐや姫」のような云われが有ったのかと思い調べてみました。
そしたら、あぁたぁ~・・・カトリックでは5月の1カ月間を「聖母の月」としており、その1カ月間はマリアさんの周囲を花で囲む習慣が有るそうで、夜に見える「月」では無く、期間を表す「月」でした・・ワハハハ。
漁港入口の岩場に立つ「希望の聖母」を見に行きましたが、ううむうぅぅ・・・失礼ながら、信心が足りんモンなので、あまり感動しない。
それにしても普通の岩場ならば国の所有だと思うが、航海安全を主としたからなのか、良くこの岩場に設置許可が出たと思う。
五島列島・教会群を巡る最後の教会は「船隠教会」で、静かな入り江の近くに建っていました。
失礼ながら数件しか民家がなく、しかも行止りの箇所なのに、良くバスが来るなぁと思った・・だれも乗っていなかったが・・
翌日、奈良尾港よりフェリーに乗って長崎港へ行き、家へ帰りました。
「五島列島・教会群」巡礼の旅での感想は、今までほとんど接触する機会が無かったクリスチャンの人と話をしたり、キレイな海を見たりして「ホンマに良い所だった、もう一度ゆっくり行ってみたい。」です。
これにて「五島列島教会群・巡礼の旅」は完了しました。
引き続き、他の紀行文を御笑読ください。
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アヴェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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