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「本宮近道」地図の掲載>は、「東紀州ITコミュニティ」様の了承を得ております。
熊野古道「本宮近道」コースは、「花の窟」から旧道をテクテクと歩くのが良いのでしょうが、少しでも楽したいコンジョ無しなので、熊野市に宿泊後「有井駅」まで汽車で行きました。
有井駅から地図を見て一気に「産田神社」方面へ歩きましたが、途中で道を間違えて、やっとこさ「産田神社」に着いちゃった。
産田神社・鳥居前に「さんま寿司発祥の地」の標識が立っており、案内看板には、産田神社の左右に有ると書いてある「ひもろぎ石(その昔、祭司に使った台石らしい)」ちゅぅもんを、ぜひ拝見して冥土の土産話にしたかったが、境内を探し回ったけれど、どこに有るのかわからんかった。
越後屋が、鳥居石段の脇にある四角い石の台を見て「それじゃないの?」と言ったが、まさかそれじゃねぇだろう・・どう見ても、そんなに古い石ではねえぞ。
そいで産田神社・案内看板によると、この神社は「イザナミさん」が「火の神」を出産しだ時に、火傷して死んじゃった場所らしいですなぁ。
どおりで「花の窟」までの距離が2・3kmほどなので、イザナミさんを葬った場所だというのに納得がいった。
それまで、何でイザナミさんが「花の窟」で葬られたのか理由がわからんかったのです。
後で「古事記」を調べると、イザナミさんを葬った場所は出雲と伯耆の国境に在る比婆山となっており、あれっ?・・場所が全然違っとるでぇねぇか・・と思って、さらに調べると「日本書紀」では「花の窟」になっとるようです。
日本神話は全て同じ事を言ってると思ってたが、書物によって少し違ってるようで、勉強になるなぁ。
するってえっとおぉぉ・・黄泉の国の入口は、どの付近になるのじゃろう?と、くだらん事を考えつつ「近大高専」のグランド脇をテクテク・・・
グランドでは運動部が早朝練習をしており、道端で座って休んでたのか、サボッテるのかわからん若い衆に挨拶すると、元気な挨拶が帰って来ました。
「平」バス停付近で旧道へ行きたかっのだけれど、付近を探しても案内標識が無く、たぶん、これが旧道じゃろおなぁ・・・と思って歩いたら正解でした。
車のあんまり通らない熊野古道「本宮近道」コースをテクテク・・・
「天保飢饉の碑」の立看板は有りましたが、どこに碑が有るのかわかりまへん。
どっか近くの山側に有るんでしょうが、どうしても確かめて見たいちゅうモンでもないので、そのまま再びテクテク・・・
しばらく行くと「金山の道祖神」ちゅう立て看板もありましたが、これも道祖神が、どこに建ってるのかわかりまへん。
木の陰になっている小屋が、それか?と思って見に行ったら、ただの農作業小屋で、サミシイ思いをして道に戻りました。
あのおぉ・・別にゼイタク、ワガママ言うんじゃないけれどもね・・・ワシらのように、初めて熊野古道・本宮道を歩く人も居るんだから、もおチット場所がわかるような簡単な略図板でも付けておいたり道標がもう少し有ればなぁと思う。
もっとも「熊野古道・本宮近道」コースを歩く人が少ないから、しかたがないのかもしれんが・・
ミカン畑を見ながらテクテク・・歩いてると、そのうち「金山」集落に入り三叉路には石で囲まれた石仏と折れたような石の道標があり、昔は重要な交差点だったのでしょう。
石仏だけでは、その場の雰囲気が盛り上がらないと思ったのか、その両脇をカーブミラーと郵便ポストが守ってくれてますが、夜店でも出ていないと賑やかさは出ないでしょぅなぁ。
付近に立て看板が有ったので、この石仏の云われでも書いて有るのかと思ったら「無形文化財 金山相撲取り踊り」の説明でした。
おぉぉ・・これは珍しいと思ったのですが、絵が描いてなく、帰ってインターネットで調べても、どんな踊りなのかわかりまへんでした。
そいで現在直面しとる重大な問題点としては・・折れた石道標では、この次どっち方面へ行けば良いのか、わからないのです。(^O^)ワハハハハ・・・
四国ならば、こおいう場所は確実に「遍路マーク」か「遍路札」が有るのだけれど、四国以外の熊野古道では、それを求めるのがムリちゅうもんで、昔はそおいうモンも無く、道に迷いながら歩いた事なのだし・・
近くに国道の信号機が見え、そのまますぐに国道へ出ても良かったのですが、地図では回り道になりますがグルッと付近を歩いて国道へ出るようになっております。
何か面白いモンが有るかもしれんと思い、旧道と思われる道を行くと、道を間違えたのか直ぐに国道へ出ちまい、先程の信号機が近くに見えました。
途中で民家の犬に吠えられただけで、別に面白いモンも無く、早い話がほんの少し遠回りして国道へ出た感じです。
越後屋が「あのまま直ぐに国道へ出た方が良かった・・ぎゃあぁぁ・ぎゃぁ・・」とモンクを言うわ・・言うわ・・・・はいはい、そうですね。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八曲「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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