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旅行日 2017/6/27 2017/12/29 UP
ついでに寄った「佐渡の木造校舎」30校
佐渡と言えば「金山」をだれでも思い浮かべ、「金山」の紹介は他のブログやらHPで取り上げられてます。
佐渡に居た時は、業務にカコツケて佐渡見物に来る来客が多く、それこそ飽きるほど何回も「金山」に連れて行きました。
漏れ聞いた所によると土産店の人は、普通の観光客か、仕事にカコツケて佐渡へ遊びに来たエライ人が案内されてる客かは見分けがつくらしいです。
言われてみると、その気になって観察すれば、σ(*_*)でも何となくわかりました。
そんな事が有ったので「金山」見物ではなく、「道遊の割戸」をもう一度見たいと思い「金山」方向へ行くと途中に「北沢浮遊選鉱場跡」がキレイに整備されています。
昔、佐渡に居た時は、草が茂り廃墟そのもので、中へ入るどころか近寄れないほど樹木が生い茂っていました。
それが、あぁたぁ~・・今では古代ローマの廃墟かと思わせるほど、キレイに整備されていました。
「北沢浮遊選鉱場跡」駐車場に車を置いて見物に行こうとしたら、赤い和服を着たネーチャンと共に数人の男がゾロゾロ歩いて行きます。
何かオモロイもんでも有るのかと思って付いて行くと、モデルさんのよおで着物の振袖を開いたりしてポーズを取っています(一番上の写真)。
ゾロゾロ歩いてた人に聞くと演歌歌手だと言い、名前も聞いたのですが知らない人で、この時は忘れちゃった。
へえぇぇ・・そおなの・・と思いながら、これも何かの記念じゃとばかりに後ろからデジカメで撮っていると、付き人と思われる若いアンチャンが「あの・・著作権がありますので・・」と遠慮がちに小さい声で注意しに来ました。
「あら、すんません」と言って離れ、いかにも「北沢浮遊選鉱場跡」の景色を写しているように遠くから撮ったけどアカンかったかなぁ・・すんまへん。
歌も唄うのか・・と見ていたのですが、写真撮影だけのよおでした。
佐渡から帰る時、佐渡汽船の待合室にポスターが貼って有るのを見て、あれっ・・どこかで見た赤い着物の人だなぁ・・・あっ、北沢浮遊選鉱場跡で見た演歌歌手の人だと思い出した。
あの時に名前を聞いたが忘れちまっていましたが、ポスターを見ると「丘みどり」という人で「佐渡の夕笛」という歌を唄っているらしい。
これを書いてる時に新聞を見ると、今年の「紅白歌合戦」に初出場するようで、、ネットで調べるとこの赤い着物がトレードマークらしく・・・うん、そりゃあぁ目立ちますわなぁ。
「北沢浮遊選鉱場跡」から「金山」へ向かう途中の道路より数か所で、遠くに「道遊の割戸」が見える箇所が数か所あります。
たいていの観光客の人達は説明を受けて「おっ・・見えた、見えた。」と言って喜び、後は「金山」を見学してサヨナラします。
が・・「金山」手前に古びた建物があり、σ(*_*)が佐渡に居た時は、その古びた建物で細々と金を採集していました。
今はもう採取してないよおで「金山第三駐車場」になっています。
そこには明治時代の「石積アーチ橋」等が残っているのですが、車を止めてまで見物する人は少ないじゃろなぁ・・なんせすぐ近くに「金山」の駐車場が有るんだから・・。
たいていの観光客は「佐渡金山」を見て、良かった・ヨカッタ・・と思いながら次の観光地へ行きます。
しかし、あんまり知られていないのですが、あの山を真っ二つに立ち割った「道遊の割戸」の崖が間近に見られる所があるのです。
「佐渡金山」から「大佐渡スカイライン」を少し行くと、「大切山抗」「大立竪抗」というのが有ります。
そこまで行ったら後ろを振り返ってください・・真後ろに「道遊の割戸」が間近に見られます。
さらに、もっと「道遊の割戸」に近寄ると崖に点々と小さい黒い穴が空いてるのが見えます。
それが「狸穴」と言って昔、金を掘るため人が潜って探した穴です。
ホンマはそおいうのを写真に撮れば良いのですが、なんせ安物のデジカメなので上手く撮れませんでした。
普通ならば、ここまで観光バスは案内せず「金山」前で引き返しちまうと思う・・メンドウだから・・・
今回来てみると、だれも居なく、それでもさすがに観光タクシーが一台だけ客を乗せて来ました。
良心的なタクシーですなぁ・・手を抜こうと思えば出来る所なのですが・・・。
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佐渡紀行をした時には、同時に「佐渡の木造校舎」も訪れましたので、そちらも参照していただければ幸いです。
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