HOME > 紀行文「目次」 > 「佐渡の隠れた魅力ポイント」地図と目次 > 11 七浦海岸
旅行日 2017/6/27 2018/1/12 UP
ついでに寄った「佐渡の木造校舎」30校
佐渡を訪れた観光客の大部分の人は。相川町より「真野」方面へ行くのに、県道31号線の「中山トンネル」を通って行きます。
しかし、そのまま海岸線沿いに行くと「七浦海岸」という、佐渡の自然を味わう事が出来る海岸が有ります。
最初の岬が「春日崎」の野原に石灯篭が立っており、ここで「佐渡おけさ」を踊っているポスターとかパンフレットの写真もあります・・・が、実際にはいつも踊ってないけどね。
「春日崎」では黄色の「カンゾウ」の花が咲いてました。
海岸線を行くと大きな岩が、海に点々と転がっているというか・・存在するというのか・・が有ります。
その一つに「猫岩」というのが有り、見る角度によっては、猫が耳を立てて背中を丸くしている姿に見えます・・・あっ・・ネズミ岩は有りません。
その近くに「夫婦岩」というのが有り、写真では向かって左が妻・右が夫だそうです。
妻の岩には、ちゃんと穴が空いており、夫の方もその気で見れば、何となくそのような形も有るように見える。
「古事記」の国生み神話によると、壱岐・対馬の次に7番目の島として「佐渡」が生まれたらしく、これを基にして「夫婦岩」は夫婦和合・子孫繁栄の御利益が有るそおです。
夫婦岩より少し行くと「長手崎」が有り、平坦な岩場に遊歩道と灯台があります。
この長手崎の岩場は、海が荒れていてもウネリが岩場を横切って洗うという事は、自分が見た限りでは無かった。
この遊歩道の見所は、岩場の隙間から見える海の透明さで(一番上の写真)、ボケエッ~と波の周期で海藻が揺れてるのを見てると。透明な自然が味わえます。
この長手崎へ行くには「ホテルみさき」を目指した方が良いかもしれません。
ただ・・気が弱い人は、あららぁ・・ホテルへ来ちまったが、長手崎へはどのように行けば良かんべぇ・・と思うかもしれません。
はい・・泣かなくても良いです・・そのままホテルの敷地を突っ切って行けば「長手崎」の駐車場があります。
どおいう事になっていのか、わかりませんが・・ホテル側から特に叱られるとか文句を言われた事はありません。
でも、やっぱり「ホテル」に泊まるわけでもないのに敷地を突っ切って行くのは、何も知らない人は気が引けるでしょう。
そのためか、あんまり観光客が、この長手崎遊歩道を歩くのは少ないような気がする。
遊歩道は最初コンクリ道で、そのうち岩場になりますが岩を跳び越す時に転ばないようにね。
観光パンフレットにも出てない「台ケ鼻灯台」ですが、あえてここに紹介したのは昔写真のような灯台が有り、灯台守が住んでいたという事を伝えたかっただけです・・すみません。
佐渡の灯台に人が住んでいたのは「弾崎灯台」「台ケ鼻灯台」「沢崎灯台」「姫崎灯台」の四か所で、場所的には佐渡の四つの先端箇所です。
最後まで灯台守が居たのは「弾崎灯台」であり、今も昔のままの灯台は「姫崎灯台」だけで、他の三か所の灯台は全て建て替えられています。
私が佐渡に居た時は薄暗い道を通って「台ケ鼻灯台」へ行けましたが、今回佐渡へ行ってみると、周囲が変わってたので灯台へは行きませんでした。
最初の「台ケ鼻灯台」は、絵葉書のような形をした灯台でしたが、二度目に佐渡へ行った時は灯台が建て替えられて大きくなっていました。
地元の人から「子供の頃、灯台下の海岸へ遊びに行き、サザエを採って灯台へ持って行き、醤油を借りた事が有る」という話を聞いた事があります。
二度目の佐渡へ行った時、この灯台の灯篭部分(光が出る箇所)が、相川郷土博物館の外に転がっていたのを見た事がありますが、今回行った時には転がってなかったけれど、内部に展示されるようになったのかな・・それとも捨てられちゃったかな。
今では、このような姿の「旧・台ケ鼻灯台」が有ったという事も忘れられているかもしれません。
←前頁「尖閣湾」へ 次頁「素浜海岸」へ→
佐渡紀行をした時には、同時に「佐渡の木造校舎」も訪れましたので、そちらも参照していただければ幸いです。
以下、広告です。
老後の趣味に憧れのピアノを始めてみませんか? |
<レンタルボックス>の種類・料金を見る
<レンタルボックス>を自宅周辺で探す |
中学英語を使える英語に! |