HOME > 紀行文「目次」 > 「塩の道」地図と目次 > 17 草刈り
H23.6.16 旅行 H23.8.24 UP
早朝1番列車で平岩駅より小滝駅へ行き、小滝川を昨日と逆方向に沿って歩き、小滝川に架かる橋を渡ると、明星山が大きく見え始めました。(一番上の写真)
「瀬野田」より穏やかなS字の上がり坂をテクテク・・・明星山の全望が見えて来た。
この辺に番所跡へ行く旧道が在るはずなんだが・・・おぉぉ・・有ったあぁぁ~、「さとみち」と書いた標識が・・良かったなぁ。
標識には「瀬之田」「さとみち」「東山」と地名等が書いてあり、「瀬之田」と「瀬野田」はわかりますが「東山」というのが地図を見てもわからん。
「さとみち」は、わざわざ平仮名で書いてあるので、次の集落へ行く「里道」と解釈しました。
しかも涙が出るほどウレシイ事に、最近「さとみち」の草を刈ったようで、どこのどなた様かわかりまへんが、ありがとうございます。
歩いてみると草が刈って無かったら、絶対にこの道は歩けなかったと思い、ホンマに、ありがとさんです。
家が見えたと思ったら「小滝郵便局跡」の標識が有り、「東峰」集落へ行く車道に出て、すぐ近くに「東山関所跡」が有りましたが、逆方向から来る人は、この道への入口を見つけられないかもしれんなぁ。
「小滝郵便局跡」の標識が、小道を少し入った所に設置されているので、車道から見つけられるかな?
「関所跡」は読みにくい標識杭が一本だけポツンと立っているだけで、次の旧道へ入る標識を探しましたが見つかりません。
地図では車道に出た付近に、真っ直ぐに道が有る事になっておますが、そこには人家が有ります。
まさか、その家の敷地を突き切れと・・・ヘッヘッヘッ・・・そんな事ありまへんわなぁ、おでえかんさまぁ。
関所跡付近のすぐ近くに、先程と同じように草が刈ってある農道が有ったので、きっと旧道「塩の道」の続きだと思い、すんまへんねぇ・・σ(*_*)達のために、ありがとさんです・・。
越後屋共々、心の中でつぶやき、深く感謝しながら草が刈ってある道を歩き、やがて小川に沿って行くと・・はれ?・・これ以上は草を刈ってくれないの?
越後屋を残して、小川に沿いに生えてる草を踏みつぶしながら偵察に行くと・・・あちゃあぁぁ~、完全に草に覆われて道が無くなってる。
付近の状況を見渡すと、とてもここが旧道とは思えず、草が刈ってあったのは、小川上流に有る取水箇所へ行くためだったよおです。
地図には「素晴らしい道」と書いてあったが、わからんでぇ、付近に人でも居れば尋ねるのだが居ないしなぁ。
幸い、それほどの距離を戻らなくても良かったので泣かずに済みましたが、さてどちら方向へ行こうかと地図を確認していると、先を行く越後屋が「東峰」集落方向へトットッと行こうとします。
次の目的地である「夏中」集落へ行くには「東峰」集落側へ行くよりも、小滝小学校のある道へ出た方が近いようなので、呼び止めて小学校へ向かいました。
後からの結果論ですが、越後屋が行こうとした「東峰」集落へ行く途中に旧道が有ったよおです。
越後屋すまん、あぁたぁの方が正しかったようだ。
深く反省して今度から、あぁたぁの言う事をチビッとだけ参考にします。
小滝小学校まではすぐ近くで、今は廃校になってますが、思ったよりもしっかりした大きな建物ですねぇ。
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