HOME > 紀行文「目次」 > 「塩の道」地図と目次 > 16 朝霧
H23.6.15 旅行 H23.8.24 UP
S字カーブの車道をテクテクと下りて、「朝霧大橋」を渡った広い場所で一休み、遠い山々が見えると、ずいぶん高所に上ってるのだと、つくづく思う。
出発して再びS字カーブをテクテク・・・
途中に「朝霧地蔵」の標識杭が有り、杭の付近に地蔵さんが無いとボヤク越後屋に、「もおチット草むらの中に入って探すと見つかる」と教えたら、ズバリ当った。
ワッハハハッ・・「子安地蔵」の時で、地蔵さんを見つける場所のコツがわかったもんね。
この朝霧地蔵さんの云われは雪崩で遭難した人の供養のためで、以後この付近で木を切らない事になったらしいが、歩いて来た時に、しっかり木を切ってあったでぇ。
昔は、菅沼峠からこの地蔵さんの所までは旧道「塩の道」が有ったらしいが、朝霧地蔵さんの前に続く道は、すっかり草藪に覆われており、とても通れる様子ではなかった。
いかにも高所を歩いてるという道を行き、「岡」集落入口付近の木陰で一休み。
遠くに見える対岸の山、中腹付近に有る家は、どの辺なのじゃろか?
感覚的な方角では姫川対岸の集落かと思っていましたが、越後屋は「明日行く予定の「塩の道・東峰」集落だと思う」と言いはり、実は越後屋の方が正しく、σ(*_*)の方向感覚も、ニブッて来たかなぁ。
「岡」集落のS字カーブを歩いて麓を眺めると、わずかながらもショートカットできそうな道が有ります。
目線で先行きを確認し、先程のように草を掻き分けて行くほど、道は荒れてないようなので、越後屋が止めるのも聞かずに行ってみました。
ショートカットした所に「橋本観音菩薩」の標識杭が有り、地図の案内にも記載されていません。
道端だったら寄ってみたのですが、坂道を上がった所に堂が有るよおなので、疲れるてるのでヤンピした。
「前川」集落を通って小滝駅へ向かって歩いてると、道沿いの小滝川で釣りをしている人が居ます。
見ながら歩いてると、釣れない人は全然釣れず、釣れる人は竿を入れたと思ったら直ぐに次々と釣れています。
この差は餌なのか、腕なのか、ポイントなのだろおか?、何となくポイントだったような気がする。
小滝駅に到着し、置いていた車で平岩駅へ移動して、今夜はその駅前で車中泊。
平岩駅前には廃屋のような家が何軒か有りますが、駅前の自販機が有る家や、駅前郵便局には人が住んでいそうです。
たとえ数件でも人が住んでいたら、夜に尺八を吹くとウルサイだろおと思い、昨日の小滝駅のように待合室で尺八を吹くわけにはいかない。
平岩駅待合室には、ツバメさんも居て、尺八吹くとやかましいだろうしぃ。
駅舎から少し離れた雪除車が置いてある付近で、ここならば人が住んでる家から離れているので聞こえないと思い尺八を吹きました。
ちょうど山陰から丸い朧月が出ており、そおいえば明け方近くに皆既月食が有るそうだけれど、山に囲まれているから見えないだろなぁ。
1時間余り尺八を吹いて車に戻ると、越後屋が車の中まで聞こえたと言います。
朝、尺八を吹いた場所へ、もお一度行ってみると、だれも住んでいない廃屋と思っていた近くの家からジサマが出て来ました。
あちゃあぁぁ・・・昨夜はヤカマシかっただろなぁ。すんまへん。
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