HOME > 紀行文「目次」 > 「塩の道」地図と目次 「塩の道まつり」> 2 下里瀬
2013.5.3旅行 2013.5.25 掲載
南小谷駅には車泊できそうでなく、800m離れている「塩水公衆便所」の駐車場へ行き、今回は孫が付いて来たので、越後屋と孫が車の中で寝て、σ(*_*)はトイレ横のバス停で寝ました。
今年は例年よりも寒さが長く続きましたが、周囲が囲まれていたためかバス停内は思ったほど寒くなかった。
翌朝起きると、付近の山頂に雪が積もっており(一番上の写真)、寒いという予想なのでで作務衣下にシャツ1枚余計に着込んで虚無僧スタイルのコスプレをしました。
南小谷駅へ行くと「塩の道祭り」用バスが待っており、乗客は普通のカッコウしているのに、怪しげなカッコウしたのはσ(*_*)だけ・・・唯一の仲間は、笠をかぶってるだけの役場職員の案内係だけだった。
「下里瀬」の「塩の道祭り」出発地・受付で聞いてみると、一般の人でこんなカツコウしているのはσ(*_*)だけらしく、「諏訪神社で旅姿コンテストがあるので、ぜひ出場を・・・」と言われた。
えっ・・・σ(*_*)だけなの・・・マイッタなぁ・・・
これから暑くなりそうなので、近くの倉庫陰で虚無僧衣装を全部脱ぎ、着込んだシャツを脱いで着付けをやり直した。
さすがに、パンツまでは脱がなかったけど・・・こおいう場合は、着物は不便ですなぁ。
受付近くの神社が小谷村・出発地らしく太鼓を叩いており、境内には樵姿の子供を含む家族連れがいます。
ヘッヘッヘッ・・コスプレ仲間が居るじゃねぇかと思い写真を撮り、その樵姿のオバハンに聞くと、「10年間、毎年このカッコウで塩の道祭りを歩いており、背負ってる荷物を少しづつ改良した」と言い、ホンモノの毛皮を着たり、背負う薪は皮だけにして軽くなるように工夫してある。
さすが10年のベテラン・・・一族連れて神奈川から来たらしい。
樵姿のコスプレ衣装を着て歩き、その面白さから病みつきになっちゃうのは、何度も四国遍路をする「お四国病」と同じなんでしょう。
σ(*_*)の虚無僧姿を見て「毎年、それで歩いてるのか?」と聞かれ、よっぽど着慣れてる姿に見えたようで、毎年歩いてるツウの人と思ったらしく、以後、何人かにも同じように聞かれました。
出発式が有るのかと思ってたが無さそうであり、越後屋が「皆は、もう歩いてるよ」と言うので、ズラズラと勝手に出発して良い感じである・・・違うかな?・・・出発しちまったが・・。
道の途中に机が置いてあり、人形が2つ置いてあり、後でわかったのですが、地元の人が毎年違う人形を作って飾ってるらしい・・方言の紙もええですねぇ。
「下里瀬」集落を出て、すぐに坂道から山道になったので、尺八を吹きながら歩こうかと思ってたが、とてもそんな余裕はない。
集落を通過する時にも、尺八の一曲でも吹きながら歩こうかと思ったのだが、他の人と歩く速度を合わせないと、自分だけゆっくり歩くのは迷惑を掛けるような気がしたのでヤンピした。
次々と続けて人が歩いてるので、風景を楽しみながら歩くというより、ただ人の後を付いていくだけという感じです。
「虫尾阿弥陀堂」へ着くと、「ふるまいテント」が設置されており漬物を食べた。
こおいう「ふるまい」が有る所でも一曲吹けば良いのだが、なんせあんまりにも人がゴチャゴチャしており、あわただしい感じがするので、やっぱりヤンピ。
ちなみに越後屋と孫は遍路のカッコウしており、孫にはσ(*_*)の白衣を着させました。
なんやかやとモンクを垂れてた越後屋も、遍路姿だったら着慣れているので良かったらしい。
ちなみに、写真の笠を被って白装束を着た遍路コスプレしているのが孫と越後屋です。
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