HOME > 紀行文「目次」 > 「塩の道」地図と目次 > 13 木崎湖
2013.5.5 旅行 2013.6.7 掲載
一本差しのジサマが道端で草鞋を取り替えていたので、どこから来たのか尋ねると「静岡から来た」「おっ・・清水の次郎長ですね。(^O^)」
なかなか凝った旅姿コスプレをしており、こおいう人が「ツウ」なのでしょう。
廃屋が有る付近で「次郎長オヤブン」が追い付いて来たので写真を撮り、良く見ると刀を右に差しています。
先程の草履替え時に刀を外して、出発の時にうっかり右に差してしまったのかと思い、近寄って「刀は左に差すもんですよ」と教えたが、耳が遠いらしく他の事を答えたので、そのままにしといた。
帰ってから「次郎長オヤブン」が写ってる他の写真を見ると、最初から全部右に差しており、もおトシなのだから、ガンコに刀は右に差すもんだと思い込んでるのかもしれない。
山道に入ると音楽が聞こえ、その方向を見ると下の道でアコーデイオンとベースを弾いてる人が居た。
何という曲が知らないが、終わった時に道端で聞いてた観客が拍手し、山道を歩いてた人も拍手しました。
木崎湖沿いの舗装道路を歩きましたが、延々と長いですねぇ、だいぶ疲れた。
ゴール付近で「塩の道まつり」係員が、「こっちの道の方が、近いですよ」と教えてくれています。
そおだわなぁ・・・なんせ行列のシッポの方だから、早く全員ゴールさせないと・・・
ゴールの森城址の神社では、「ふるまい」の豚汁に長い列が出来ています。
腹が減っているので、何でも良いから早く何かを食いたいので、列の短い方に並んだら、酒とテンプラの列だった。
酒を飲みながら豚汁の列に入ると、太鼓の演奏が始まり、ワガママを言うならば、もおちっと「ふるまい酒」の量が多かったら良かったのだが・・(^O^)。
やっと貰った豚汁を手にしながら、どこで食べようかとウロついてたら、外人さんが「ドコデ フクノカ」と聞いてきた。
「ニセモノだから、吹かない。(^O^)」
「トザンリュウ?」と聞くので、あれっ?!・・この外人さんは尺八の事を知ってるのかと思い答えると、妻らしい外人さんが横から「カレ ジュンシハン モッテイル。」と言います。
ほほおぉぉ・・准師範を持ってるのならば、それなりに吹けるだろおと思い、お手並み拝見とばかりに尺八を渡して、吹いてみろと手マネをした。
やはり初めての尺八だから、音のポイントが決められず、あまり音が出なかった。
尺八を返した時に、代わりに持ってた豚汁のカップを持たせて「阿字観」を少し吹き、外人さんにもう一度勧めたら、今度は音が出て何かを吹いたが、何という曲かわからん。
一昔前の現代曲とか古曲・本曲だったら聞けば、たいていわかるのだが・・・・
神社前では巫女さんが来た人に御神酒を注いでいたが、盃に一口程度のよおだから貰うのは止めといた。
これにて「塩の道まつり」を終わります。
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