夕暮れも迫り疲れており「伊佐須美神社」は通り道でしたが、寄るつもりは無かったのです。
それでも縁というのでしょうか、野次馬コンジョというのでしょぅか・・伊佐須美神社鳥居の前に来た時に気が変わり、せっかくだから寄って行く事にしましたが、もう夕暮れなので参拝客は居ないよおです。
伊佐須美神社入口の山門?には、仁王さんの代わりに「何とかの尊」というのでしょうか、神様が刀を持って守っており、門には境内の中が直接見えないように伊勢神宮のような白い布がかかっております。
おぉぉ・・・ここまでしてあるのだから、やっぱり名の有る神社なんだなぁ・・来て良かった。
白布の掛かった門の脇に、境内へ出入り出来る門が有ったので入ってみると、ここら辺は伊勢神宮と違って境内へ入れるのですなぁ。
やっぱし、参拝客はだれもいません。
せっかく来たのだから尺八の献笛を・・と思ったのですが、お守り売り場で声を掛けても、だれも出てこず、代わりに境内で放し飼いになっているニワトリがケンカしてます。
このまま許可を得ず尺八を吹いてもええかなぁ・・とも思いましたが、なんせ伊勢神宮と同じ白布が掛かってる、格式の有るような神社ですからなぁ。
神聖なる神域をジャカシイ音で穢すんじゃねぇ・・と叱られるかもしれんしぃ・・だれか出て来ねぇかなぁ・・と思いながら境内の写真に撮ってると、お守り売り場にオバチャンが来たので
「尺八を吹いて献笛したいが・・」と許可を貰うと、アッサリ
「いいよ」と言ってくれました。
一曲吹いて響きが良かったので、ホントはもう一曲吹きたかったが、時間が遅いのでオバチャンも早く閉めて、家に帰りたいだろおと思い、その一曲だけにしときました。
伊佐須美神社・境内に「長命水」と書いた神酒の一升瓶が置いてあったので、盃に一杯頂き、これで人並みの長寿が出来るかもしれまへん。
もっとも、ボケてまで長生きしようとは思わんが・・。
オバチャンに尺八を吹かせてもらったお礼を言うと、「長命水」の一合瓶をくれました。
すんまへんねぇ、遅くなって来たのに貴重な御神酒「長命水」まで頂いちまって・・・σ(*_*)が尺八参拝している間、越後屋とオバハンが話しをしており、そこでここの神主さんが新潟県出身という縁が有ったからかもしれまへんが・・
帰ってネットで調べて見ると、この伊佐須美神社は、古くから有る由緒正しい有名な神社だったんですねぇ・・知らなかった。
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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