道の駅「とみうら」で車泊し、朝の歯磨きをしてボォ~ッ・・としてると、朝の散歩しているトッツアンに話しかけられたので、これ幸いにと道を聞いてみました。
「これから「安房国札34観音霊場」の「真勝寺」へ行く予定ですが、国道を横切って寺の方向へ行く道は有りませんかねぇ。地図を見ると富浦駅まで遠回りしなくてはアカンように思いますので・・・」
「国道を渡った「道の駅」の第二駐車場の方から行けるよ。 白い建物が見えたら、それが役所だから、それ目指して行けば良い。寺の名前は知らんが白い服を着た団体が来てたから、たぶんその寺だろう。」
教えられた第二・第三駐車場へ行くと、付近住宅への道が有り、そこを通って線路を越えると、小高い所に寺の屋根が見え、無事にアッサリ4番札所「真勝寺」へ行けました。
トッツアン、ありがとう。 やっぱり、地元の人に聞いてみるもんだなぁ。
「安房国札34観音霊場」の4番札所「真勝寺」の堂扉は閉まってましたが、簡単に開きました。
本尊さんの前には木枠の柵が有り、奉納絵馬が数枚置いてあります。
どの絵も、女性が茶碗に向かって噴水のように母乳を出してる絵です。
日本髪を結ってるのは、、いかにも古そうで江戸時代の作かな?
現代的なのは、さすがに絵馬も色付きになっており、いずれも赤ちゃんを抱いてます。
説明書きによれば安産の観音さんらしく、併せて母乳が一杯出るように願掛けしたのでしょう。
しかし、母乳って、そんなに噴水のように出るの?一度、見てみたいが・・・このような疑問を持つσ(*_*)は、叱られるのでしょうか。
4番札所「真勝寺」を出て、5番札所「興禅寺」へ向かって中学校近くの県道を少し行きましたが、どうも道が違うような気がする。
再び中学校の所へ戻ると、通学の中学生が挨拶してくれましたが、中学生に「興禅寺」を聞いても、わからんじゃろおなぁ。
校門付近に立っている先生も忙しそおだしぃ・・、それでもと思って先生に近づきかけたらチャイムが鳴り。先生方も学校に入りました。
あらら・・学校の中まで追いかけて入って聞くと、不審者かと思われるので、そこで改めて地図を再確認しました。
地図から「真勝寺」と学校の位置関係を確認して「興禅寺」方向を確かめ、まずは学校前の細い道を行ってT字路を左の細い道へ行き、また突き当たり・・・・ヤマ勘で右へ少し行くと生垣の中に石仏が有ります。
ここに石仏が有ると言う事は・・・ここまでの道が正しかった事になる。
ふと、そこの通りを見ると寺の山門らしいのが遠くに見え、それが「安房国札34観音霊場」の5番札所「興禅寺」でした。
この場所も、わかりにくいだろなぁ・・特に車だと、細い道だから・・。
幸いにも、生垣の中に有る石仏に気付いたから良かったけれど、気付かなかったら、そのまま真っ直ぐに行ってたでぇ。
興禅寺は無人のよおで、静かなもんでした。
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