香取神宮へ行ってみると、時期的なためか雨のためなのか、あんまり参拝客がいない参道。
「要石」の看板が有り、ネットで下調べした時には、これはぜひ見ておけ・・と書いてあったので行ってみました。
「要石」は石柵の中に有り、どんな石かと思って、ワクワクして拝見すると、そこらに転がってそうな何の変哲もない石がポツンとサミシソウに置いてあります。
説明看板によると、昔は地震が多かったので、地中に住む鯰が暴れないように尻尾をこの石で押さえており、その一部だけが地表に出てるそうな。
でもって、水戸黄門さんが、この地を参拝した時に、どれ位の深さまで埋まっているか掘らせたが根本まで掘れないほど深かったらしい。
まぁ・・確かに尻尾を押さえている石の深さは、どれ位か興味が有り知りたいですわなぁ、しかし、それにしても黄門さんは、ずいぶん不敬な事をしたもんだわ。
ここの香取神宮の「要石」は凸形で、鹿島神宮には凹形が有るそうですが知らなかった。
そお言えば、香取・鹿島神宮は、どちらも武道に関わりが有る神宮ですが、今までどちらがどこに有るか、よぉ~わかりませんでした。
「要石」に来た時には同年代夫婦がいて、奥さんが腰を折って祈っており、その側でダンナが優しく傘をさしかけていました。
その夫婦は護国神社へ行った時にも祈っており、祝詞のようなのが聞こえたので、そのスジの宗教人かもしれない。
普通は、ダンナの方が祝詞をあげると思うが、奥さんの方が祝詞をあげてダンナは見てるだけのようで、挨拶した時、奥さんの顔を見ると優しそうな顔していました。
香取神宮・本殿は工事中らしくシートが掛かっていて、ちと味気なく、入口に「茅の輪」が有り、紙垂(しで)と一緒に人形(ひとかた)の切紙も付いてます。
ほほおぉぉぉ・・・さすが由緒正しい神宮・・こおいう人形を付けたのを見たのは始めて見た。
香取神宮・本殿で尺八の参拝許可がいるかなぁ・・どうせ参拝受付の巫女さんに聞いても、たらい回しされるだろおから、もうやっちゃえ・・と許可をとらずに尺八参拝しました。
エコーは無いが、音が吸い込まれるような感じで尺八が吹けます・・さすが神域。
一曲目の「心月」が終わった時に、巫女さんが現れて左隣の「おみくじ」とか賽銭の整理をし始め、吹き終わるまで待っていたのでしょう。
響きの感じが良かったので、巫女さんが行った後「手向」も吹きました。
後で越後屋が言うには、尺八の音が聞こえ始めた時、香取神宮・参拝受付に居た巫女さん達が、どこから音が聞こえるのだろおぅ・・というように、お互いに顔を見合わせ、音が聞こえる本殿へ顔を向けていたという。
ナハハハ・・・そうか、そうか・・・・そおいう驚かす意外性が面白いんじゃ。(^O^)ワッハハッハッ・・・
ひょっとすると、一曲目が終わった時に居た巫女さんは、怪しい音がするので確かめる者を選ぶためにジャンケンして負けちゃい、しかたなく偵察に来たのかもしれない。
香取神宮・駐車場へ向かう帰りの参道で、青い袴の巫女さんと男女4人がいたので、巫女さんをデジカメで写すと、こちらを見てニコッと笑ってくれました。
様子を見ていると何かの取材らしく、傘の女二人がアナウンサーで、男はカメラマンと監督?らしかった。
これは絶対に犬HKでは無く、民放テレビだと見ただけでキッパリ断言出来ます。
σ(*_*)もこのような取材を何度か受けた事が有るので、民放ならばこの程度の人数ですが、同じような取材でも、犬HKはこの倍どころか5倍ほどのスタッフをゾロゾロ連れてきます。
なんせ、国民の皆様が払う受信料は、努力もせず黙っていても入って来るので、惜しげもなく湯水のように金・人を使う天下り組織ですから・・早くツブレねぇかなぁ。
もっと民放のように無駄を切り詰めれば、犬HKの受信料は今の半額以下になると思う。
埼玉県地図を見ると近くに「吉見観音」というのがあり、時間調整のためそこへ寄ってみました。
行ってわかったのですが「吉見観音」は「板東33観音霊場札所」の11番札所なのですねぇ、知らなかった。
左甚五郎が彫ったという「野荒の虎」は奥の欄間にあり、薄暗くてよく見えない。
それでも「日本三大33観音霊場」札所だけあって、天井には千社札が隙間無く貼ってあり、ハンパな数ではなく、どおやってバレずに叱られないように中に入って貼り付けたのじゃろ?
2曲吹いて参拝し、エコーは無かったが素直な音でした。
「吉見観音」境内の階段をオバチャン3人が掃き掃除しており、目があったので黙礼し、「八起地蔵」が本堂裏に有るらしいので、どんなのかと思って見に行ったが、新しい地蔵さんでした。
ガッカリしながら階段を下りると、「吉見観音」堂裏の石垣に四角の箱型になっているようなのが目に付き、ヒョットしたら・・と思って行くと、箱の中に石仏が一体置いてあります。
それだけなら、ふうぅ~ん・・・なのだが、石仏後ろの壁に梵字が書いてあり、扉の穴らしい物も付いてます。
側に置いてある読みにくい看板を見ると「天乃岩戸・・・」・・おっ!!・・・スゲエェェッッ~・・・・ここは「天の岩戸」由来の場所だったんだ。
しかし「天の岩戸」と言えば、九州・高千穂付近がそれだと聞いてたが、この付近にも「天の岩戸」伝説が有るのじゃろおか?
帰ってからネットで調べたが、よぉ~わからず、行基菩薩が、ここで仏さん彫ったとか、どうとか・・というのは有ったが・・・だれかこの「天乃岩戸」について知ってたら教えてね。
扉の前には大日如来の石仏を置いて番をさせてるので、この奥には重要な何かが安置してあるのでしょう。
普通の人は、気づかないだろな・・ちなみに越後屋も気付いて無かったので、教えてやりましたが、やっぱり寺の堂裏へは回ってみるものですねぇ、このように人知れず隠れた何か変わった物が有りますから。
σ(*_*)が信心深い人間だったら、本堂よりも、こちらの方を参拝するだろなぁ。
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