HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) > 66 諏訪峠
旅行日 2015.7.4 掲載日 2016.5.14
このページからは月日を変えて、ミニバイク「チョイノリ」に乗って家から往復6日かけて青森まで行った紀行文です。
「手ノ子」集落を通り、「白川」に架かる「手ノ子橋」を通りましたが、昔の橋の位置は、どの辺だったのだろうか?
松原という農村の長い街路を歩いてると、一人の男が私の前に走り出てきて話しかけたので、びっくりした。
伊藤が出てきて、大声でどなりながらこの男をおさえ、この男が私をアイヌ人とまちがえたとわかった。
高梨健吉「イザベラバード 日本奥地紀行」より
「松原」集落へ来てみると失礼ながら、こんなイナカに・・と思うほど広い道路が一本、真っ直ぐに通ってます。
新しく出来た道かと思ったが、昔からの道のようで、イザベラ・バードが「農村の長い街路を歩いてると・・」と記載しているような表現がピッタリで、どの付近から男が出てきて、話しかけて来たのか、わからんが・・・
「松原」を過ぎて「諏訪峠」へ向かう途中にある「道の駅 いいで」に寄り、昨夜、この「道の駅」で野宿し、近くの「手ノ子」から「イザベラ・バードの道」を旅行し始めたのです。
最初の野宿日は、どおしても慣れないので寝付けず、朝方4時頃まで目が冴えてた。
単なる坂道のような所が、今まで越えて来た「十三峠」の最後である「諏訪峠」で、頂き付近の県道沿いには「諏訪峠」と書いた青い幟が立ち並んおり、上り口の標識も見えます。
諏訪峠の古道は少しだけ残っており歩けるらしいので、「チョイノリ」で上り口まで行き(一番上の写真)、バイクは、こおいう点が楽ですねぇ。
歩いて見ると、おぉぉ・・さすが古道と思われる車幅程度の林が続きます。
グイッと曲がった付近から道が細くなり「頂上まであと230m」の看板が有ります。
歩いてると道に新しい切り株が有るので「あれっ?」と思い、古道ならば道の真ん中に新しい切り株は無く、この道は新しく切り開いて造ったように思う。
おかげで切り株に足を取られ、ツッカケを履いてたもんだから足指が痛い。
道の終点は切り開かれた展望台のようになっていますが、残念ながら霞が掛かっており、あまり展望が良く無かった。
来た道へ戻りながら、イザベラ・バードも、あの展望台から米沢平野を見たのだろうかと思ったが、先程クイッと曲がった所まで来てみると、今までの経験上、どうもクイッと曲がらずに真っ直ぐ方向の草が生えている道が古道のような気がする。
惜しいなぁ・・歩ける所まで古道を復活させれば良いのにぃ。
展望台を作りたい気持ちもわかるが、それならそうと「展望台へ行く道は昔の古道では無い」と書いてある方が親切に思う。
でないと、展望台からイサベラ・バードが米沢平野を眺めたのだと思ってた、σ(*_*)のように誤解しちまう人間も出て来まっせぇ。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「惜別の唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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