「仁鮒小学校」へ行く途中、道の駅「ふたつい」で休息し、展示品や付近の名所案内等を見ていると、どうも以前に来た事が有るような場所だと思い始めた。
で・・「きみまち坂」という所で、ハタッと思い出しました・・ここは「イザベラ・バードの道」をたどって「チョイノリ」バイクで通った時に立ち寄った所でねぇか・・・。
それにしてもこんな大きな「道の駅」だったかなぁ・・と付近を見渡すと、以前の「道の駅」はツブレたのか寂れており、調べてみると二か月ほど前に現在地へ移転したらしい。
あの時、展示品を説明してくれた話好きなジサマは、どおしたかなぁ。
数年前に一度来ただけなのに、あの時に給油したガソリンスタンドも、米代川を渡った橋も懐かしいでんなぁ。
「仁鮒小学校」へ行くと、やはり「イザベラ・バードの道」をたどった時、すぐ近くまで来ており・・・こいつ目、こんな所に隠れておって・・・フッフッフッ・・・。
「仁鮒小学校」は大きな木造校舎で、正面玄関前には車が一杯停まっており、体育館内では地域の運動会をやっています。
よっしゃあぁ・・これなら運動会の参加者風を装って、怪しまれる事無く校舎内を見物できるな・・と秘かにほくそ笑み、おそらく運動会をやっていなかったら、絶対に校舎内に入れず運が良かったと思う。
勝手に校舎内をウロついてると、階段の踊り場にガラスに収まった物が有り、見ると「浜辺の歌」を作曲した成田為三氏の自筆楽譜のコピーでした。
「浜辺の歌」は中学校の時に習ってキレイな曲だなぁ・・とは思ってましたが、作曲者までは関心が無かったのですが、ここに住みこの学校を卒業したらしく、初めて知りました。
校舎内はキレイでしたが、一か所廊下にバケツが置いてあり、屋根から雨漏りがしたのでしょう。
雨漏りしたのを、そのままにしておくと徐々に壊れてくるのだがなぁ・・これだけの立派な木造校舎なのに惜しい。
校舎内を隅々まで見学して撮影し、外周囲の撮影をしていると体育館裏出口の所に、運動会をサボッてモクを吸ってるジサマ達が居たので挨拶しました。
「木造校舎を撮っている」と言うと、「校舎の中に入って撮れば良いのにぃ」と勧めてくれましたが「すんません、実は勝手に入らせてもらい、もう撮りました。」と言うと笑っており、やはり運動会をやってたから校舎内へ入れたので、普段は入れないらしく、今回はもんのすごくラッキーでした。
たぶん無いだろおと思いながらも「この附近に木造校舎は残ってないか」と尋ねると、「この附近だと田代小学校と、小繋に天神小学校が有るけれどなぁ。」
地図を持って来て聞くのも面倒であり、この附近の地名は「イザベラ・バード」が米代川を船で上陸した「小繋」しかわからなかったので、「子繋」という地名にに反応しました。
「小繋のどの付近に学校が有るのですか」と聞くと、「集落の白い鳥居が有る所で、カヌーを作っており、すぐわかる。」と教えてくれました。
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