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巡礼日 2013.8.16 掲載日 2014.2.24
氷見市に「越中一国観音霊場」札所が二か所あり、4番「上日寺」の入口には大きなイチョウが有り、この樹にちなんで「銀杏精舎」と呼ばれていると説明看板に書いてあります。
本堂付近に観音堂が有るのかと思ったが無く、参道が奥に続いて幅広の階段が有るので、そこを上がるのかもしれない・・・なんせ初めて来たもんだから・・。
階段下に「観音菩薩霊水」が有り暑かったので喜んで飲み、霊水の側に「馬十の句碑」という、句碑というよりも複雑な形をした石です。
階段を上がると、観音堂はどうせチッコイ堂だろおと思ってましたが、想像以上に立派で大きい堂でした。
大きい奉納額が数枚飾ってありますが、惜しい事に年月が過ぎたためか、だいぶ剥がれ落ちて図柄の内容が、よぉ~わかりまへん。
鎧武者の絵が描いてあるから、ここら付近の倶利伽羅峠の戦いなんじゃろか?、説明書きが有れば良いのだが・・・
「観音堂」を参拝して境内をウロつくと、古い「閻魔堂」が有り、中にはσ(*_*)の大好きな奪衣婆が立て膝組んで座ってます。
いつかお世話になる事が有るだろおから、σ(*_*)だけ乱暴に着物を取らず優しくしてね。(^^)/
氷見市内の5番札所「千手寺」の場所が、今一つよぉ~わからず、「上日寺」の近くだというのはわかってました。
たぶんこの付近だろなぁ・・・と思った所で、ちょうど車から降りたジサマが居たので、呼び止めて道を尋ねると、「上日寺の所に有る坂道を行けば良い。」
あらあぁ~・・戻らにゃアカンのかなぁと思い、「そこしか道は無いのですか?」
「階段を上がる道も有る。 この先にスナックが有るから、その横の階段を上がれば良い。(チョイノリを見て)どこから来た?・・(新潟からと答えると)はらあぁぁ~、よぉまぁ~遠い所から・・」
教えられた道を行ってみると、おぉぉ・・スナックが有ったでぇ、ジサマは常連客だったのだろおか(^O^)、しかし・・付近には細い道は有るけれど階段が無い。
そのまま少し行くと交差点に入り、その付近で聞こうかな・・と思ったら幅広の階段が見え、「千手寺」は確かにわかりにくい場所でした。
階段入口の地蔵堂に「酒のみ地蔵」の看板が付いております。
御尊顔を拝するため中を拝見すると・・・
一升瓶を抱えて酔っぱらて寝てる地蔵さんとか・・
芸者と裸踊りをしている地蔵さんとか・・
いやがってる隣の地蔵さんに絡んで、クダ巻いてる地蔵さん・・
を期待したが、マジメに立ってる普通の地蔵さんでした。
階段を上がると、それほどの距離でもない所に「千手寺」が有り、説明看板によると「丸まげ祭り」がここで有るようで、この祭りの存在は知らなかった。
土地の芸者が祈願したのが始まりらしく、今ではキレイドコロの芸者も少なくなったので、一般女性の人が祭りに参加しているらしい。
とにかく今日は暑い。
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