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巡礼日 2013.8.18 掲載日 2014.3.3
「越中一国観音霊場」の計画段階から、25番「顕正院」の観音さんが置いてあるという「黒田」氏の家が、どの付近に在るのか、さっぱりわからん。
わかっているのは
1 富山市愛宕町内に在る。
2 家の外に説明看板(一番上の写真)が有る。
という2つの事だけを頼りに、愛宕町一帯の詳細地図を用意して「チョイノリ」で、説明看板がないかとウロチョロ探し廻りましたが、個人宅なので詳しい住所を書けないのは、わかります。
大通りに面した富山駅付近で、「地蔵さん祭」の縁台でヒマそうにしているトッツアンが居たので「この付近で黒崎さんという家で、観音さんを奉ってある家を知りませんか?」と聞くと「さあ~・・わからんなぁ。」
ううむうぅぅ・・あぁたぁの家の付近に有るはずなんだが・・・
それからも探し廻り、先程のトッツアンの前を2度通ったが、「あのダラは、さっきから何を走り回っとるんじゃ」という顔して見ていました。
あっ・・ちなみに「ダラ」と言うのは富山・石川県の方言で「バカ・アホ」という意味で、それほどキツイ言い方のバカにした言い方ではなく、軽く日常的によぉ~使ってます。(^O^)
「あのダラ、何しとるんじゃ?」「ええいいっっ・・ダラブツめ!!」「そんな、ダラな事すんな。」などなど・・・
ついでに富山の方言としては、別名「ちゃっ・ちゃっ弁」というのが有り、最後に「・・~ちゃあぁ」とか「・・~けぇ」を付けると標準語では「・・・~です。」という意味合いになります。
「そんながやちゃあぁ~(そおなのです)」「何するがいけぇ・・ダラ(何するんですか・・バカ)」
「まいどはや、おおきにぃ・・(「こんにちわ」という意味あいの挨拶言葉、)」
この札所だけ越中弁で書いてみますが、わかるかなぁ・・まぁ・・どっちか言うと、あんまりキレイな方言ではないのを覚悟してください。
(富山・方言開始)
「顕正院」を探し回ったがやけど、わからんかったがやで、腹ごしらえに富山駅で食事したがやちゃ。富山駅も昔と違って近代的になったがやねぇ~。
それでも再び探し始めたら、何かを配達しているオババがおったがで聞いてみると、一発でわかったがやちゃぁ。
「あぁ・・それなら、向こうの大通りを越えて左の小さい道を行ったら在るわぁ。 観音さんを奉ってあるウチやろ。?」
あらあぁぁ・・そおやったがけぇ・・愛宕町地区ゆうても広いさかいに、その付近は、まだ探しとらん所やったがやちゃぁ。
行ってみたらホンマに民家で、通りに面した所に説明看板(一番上の写真)があったわぁ。
個人宅ながやで、わざわざ案内を乞うのも気の毒ながでぇ、参拝せんと写真だけ撮っといたがやちゃ。
そんでも「越中一国観音霊場」を巡る人がおるかもしれんがやで、地図だけは、なるべく正確な位置に印を付けといたんで参考にしてか。 (以上で富山・方言おしまい)
富山市内に在る札所寺の場所は、わかりにくいので計画時から詳細地図を始めから作ってました。
地図の読解力が良かったせいか、道を少し間違えただけで、それほど迷わずに27番札所「来迎寺」へ来れました。
それでも「来迎寺」は、見た感じが新興宗教団体のようなコンクリ造の施設で、ホンマにここか?と思った。
道端の大きな木の所に説明看板が有ったので読んで見ると、やっぱりここで、この看板が無かったら、まさか・・と思って他のとこ探すとこでした。
施設の入口へ行きましたが当然閉まっており、付近を見るとキレイにしてなく、どうも廃寺風になってる感じです。
普通なら、それでも扉の前で尺八吹いて参拝するのですが、どうにも気分が乗らんので参拝しませんでした。
この26番札所「新興寺」も、それほど迷わずに行けました。
境内に入ってみると玄関のとこに「寺子屋カフェ わたらい」「大正琴カフェ」の看板が置いてあります。
家の中からカーチャン達の話声が聞こえたがで、たぶん大正琴のカーチャン達でしょうなぁ。
「どなたでも おいで下さい」と書いてあったが、カーチャン達が談笑している所へ小汚いジジイが入って行くと「あんた、何しに来たがいけぇ・・ダラ・・」という顔されると思ったので入りませんでした。
実はσ(*_*)、ほんとはシャイ(恥ずかしがり屋)なのです。
観音堂は、階段を上がったコンクリ施設で、カーチャン達に気付かれんように小さい音で参拝しました・・なんせ、シャイなので・・・
当然、観音堂の戸は開かなかったので、戸の桟に納札と五円玉を置いときました。
今日はここまでにして、市内の健康ランドに泊まりました。
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