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巡礼日 2013.8.20 掲載日 2014.3.13
「越中一国観音霊場」の一番札所「安居寺」は、南砺市福野町山麓に有り「あんこじ」と読むのが正式らしいですが、地元近辺では絶対と言って良いほど、だれもその正式名称で呼ばず「やっすいの寺」と言ってます。
おそらく正式名の「あんこじ」と言っても、たぶん90%近くの人が「はん?・・何それ?・・そんな寺、知らんでぇ」と言うと思う。
オトロシイでんなぁ・・小さい頃からの刷込現象ちゅうもんは・・(^O^)
小学校へ入るかどうかの幼少頃に「安居寺」へ来た事は覚えていますが、その内容はほとんど何も覚えてない。
ただ・・「おまえは悪い子だから・・」と言われて山門の仁王さんを見せられ、中に入れられるマネされて、仁王さんがオトロシクて泣いたのだけは覚えてます。
そのお陰で、今ではこんなに素直な良いジジイになるまで育ちました。(^O^)ワッハッハッハッ・・・
「安居寺」境内は杉木立が並び、古刹を思わせる雰囲気が十分にあります。
観音堂内には坊さんが一人番をしており、挨拶して参拝しました。
しかし終わり頃、前の参拝客が焼香したため、線香の煙で咽せちまって、曲の途中で咳払いを3度ばかりするはめになった。
締め切った場所で尺八を吹く時に、線香の煙はマズイでんなぁ・・そのくせモクは吸ってるが・・・
参拝が終わって、番している坊さんに「越中一国観音霊場の資料はないか?」と尋ねると、パンフレットしかなく100円だと言う。
別に欲しくはなかったが聞いちまったので買いましたが、霊場の事は書いてなく、パンフレットも言っちゃあぁ悪いが、小さくてチャチだった。
観音霊場の一番寺なのだから、もっと「越中一国観音霊場」を紹介するバンフレットにすれば良いのにぃ。
本堂へもついでに寄ってみると、こちらは新しい建物のよおで、部屋の障子戸の所に、地獄絵の掛け軸が飾ってあります。
地獄絵はかなり年代物で、ホンマならば国宝じゃないか?と思われるが、説明文が見当たりません。
これを書いてる時に「安居寺」の地獄絵についてネットで調べましたが、地獄絵を紹介されてるサテトは見つける事が出来ませんでした。
惜しいなぁ・・これだけ見応えの有る地獄絵なのにぃ・・
本堂で「阿字観」を吹いて尺八参拝し始めると、寺で飼ってる犬が遠吠えを始めましたが、そのまま吠えさせときました。
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