HOME > 「全国の遍路・巡礼」目次 > 「田名部海辺33観音(下北半島)」地図と目次 > 10 最北端
本州最北端である「大間」の街並みは、わかりにくいでんなぁ。
迷いながらも、やっとの事で大間崎の先端まで行くと、そこの駐車場ではバイクの人達が数人テントを芝生に張っていました。
道の駅「わきのさわ」で別れた日本一周のオッチャンも居るかな?・・と目で探したが、どおやら2時のフェリー時間には間に合ったらしく見当たりまへん。
翌朝起きると、「大間」はもんのすごい霧・・ワァオォォ!!、さすが本州最北端。
そお言えば、前職時に津軽海峡の霧がスゴイとは聞いてたが、すっかり忘れており、ネットで調べた時にも霧の事は、あんまり書いてなく完全に油断していました。
そおだわなぁ・・・テレビとか雑誌で霧の事を紹介しても絵にならんもんねぇ。晴れた日にマグロの水揚げなんぞを放映して、キレイなネーチャンに「キャー、すてきぃ~・・(ハァ~ト)」なんて言わせないと・・・
地元の人に聞くと、この時期(7月)は一番霧が発生しやすいらしく、アチャアァァァ~・・・・。
「本州最北端」のモニュメントが有る所から海を眺め、霧が無ければ目の先に有る「弁天島」と「大間崎灯台」が見えるはずだが、手前の灯標しか見えません。(一番上の写真)
昨日、到着した時には、まだ霧が出ていなかったのでデジカメで撮っておけば良かった。
「大間」駐車場には車中泊の人らしく、車の後部ドアが開いており棚がキチンと整理しているのが見えたので、かなり車中泊のツウの人だと思い、車の側でメロン食ってる持ち主に挨拶して話しを聞きました。
同年代のようなトッツアンで「網戸修理」をしながら全国を回っており、整理棚は商売道具が入っており、全て引き出し形式でした。
そおだよねぇ、この引き出し形式が一番便利なように思える。
神奈川から来たトッツアンで、この商売は20年ほどやっており、三陸地方が一番商売になったが東日本震災でダメになった。
「一軒づつ家を尋ねるのでっか?」
「スピーカで流しながらやっており、月12万円位は稼げた。」
ふううむうぅぅ・・・月12万くらいの稼ぎならば、食費・移動費等を考えてギリギリに食っていけるかなぁ。
今じゃあぁ、ホームセンターでも網戸を買って張り替えする事も出来るので、この商売も難しいだろなぁ。
しかし、好きで全国をウロつけるのだから、それも一つの生き方だと思う。
「網戸修理」は都会ではなく辺鄙な場所で、新しい家よりも古い家の方が需要が有るらしい。
どんな場所にも網戸を取り付ける事が出来て、たとえ網戸レールが無い所でもレールを加工して設置し、このレールは普通の店では売って無いと自慢して見せてくれます。
「大間」の霧の話しになり「やませ」という単語が出たので聞いてみると、「大間」付近では海と山の風が混じり合った時に出る風の事で、「やませ」が出ると霧が出るらしい。
別れる時、車中の冷蔵庫からメロンを出して半分くれました。 ありがとさんです。
大間駐車場には炊事も出来る建物が有り、中に入ってみると広々とした新しい施設です。
たぶんタダで利用出来ると思うが、車中泊や旅の人に対しては、いたりつくせりの場所だと思う。
「大間」付近の新しい家には、外に向かっての硝子戸の桟に模様が入ってる家が何軒か有り、大間付近で流行しているのでしょうか?
今まで各地を巡ったが、このような模様が入ってる硝子戸の桟は初めて見た。
単純な硝子戸の桟よりも模様が入ってる方が良いと思い、σ(*_*)とこの家でも、マネして作ってみようかなぁ、でも・・何よりも先に越後屋が、まず反対するじゃろなぁ。
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