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巡礼日 2014.5.20 掲載日 2015.1.6
「天浜線掛川駅」で下り、近くに有る「掛川駅」前の大通りを真っ直ぐに歩くと、やがて正面に「掛川城 大手門」が見えます。
あらっ?・・掛川城は目的方向と反対側に有るはずだが・・地図を見直すと逆方向へ歩いてたのがわかり、あちゃあぁ・・・(T_T)
「天浜線掛川駅」北口から出た時に、地図を確かめもせずに出口方向が、それだろおと思ってノホホンと歩いてたのです。
いえね・・途中で目標となる高速道路の高架橋が、なかなか見えないなぁ・・とは思いながら歩いおり、ヒョットしたら反対方向を歩いてるのではないじゃろか・・と心の片隅でチョッピリ心配もしていたのです。
反対方向へ歩いたので、往復で約2km・・・20分ほど損した。
引き返して「掛川駅」の通行道路を渡り「南口」へ出て、しばらく歩くとやっと高速道路高架橋が見え、その下を潜ると今までの都会と違って急に田舎道になりました。
掛川「新田」付近からは、いかにも寺の堂らしい建物が見え、遠江33観音霊場の1番札所「結願寺」の位置が良くわかります。
1番札所なので大きい寺かと思ってましたが、こじまんりしたとした無住の堂でした。
「結願寺」境内の石仏に赤い帽子が被せてあり、見ようによっては、ジサマがこれから支給される年金を心配をして、老後生活をどうすべぇ・・と考えてるようにも見えて微笑ましい。(^O^)
大きい寺よりも、「結願寺」のような素朴の堂が好きだなぁ。
掛川市内へ行き、2番札所「常楽寺」は、ここら付近だがなぁ・・と思いながら歩いてると、大通りに看板が出ており、すぐ近くでした。
ただこの看板は、曲がる脇道方向側に設置されてないので、これを見落とすと、ずう~っと先まで行っちまうかもしれまへん。
2番札所「常楽寺」は赤い幟が立ってますが、公民館のような新しい建物しかなく、堂とか寺らしい建物では有りまへん。
境内には「二番札所」と彫った石碑も有るので、2番札所「常楽寺」の場所で間違いないと思うが、どこかにチッコイ観音堂でも有るのかと見渡したが墓しかなく、やっぱりこの公民館風建物が札所じゃろなぁ。
試しに玄関の戸を開けてみると、スルスルと軽く開き、中に向かって声を掛けましたが、だれも居ません。
下北(田名部海辺)観音霊場で、もんのすごくイヤな思いをした事が有るので、どうしょうかなぁ・・と思いましたが、玄関の机に札所関係の物が置いてあります。
拝見すると、「遠江33観音霊場」の未使用納札や、御朱印箱が置いてあり、やたらと「ご自由に使用してください」と書いてある太っ腹。(^O^)
「正面右が観音さまです」と書いてあるので、どおやら勝手に中へ入って参拝しても、どこかのワケわからんジジイが飛んできて「どこから来た、何しに来た、何を参拝するんじゃ」とギャアァコラ怒鳴り込まないような気がするので室内に入りました。
廊下に古い堂の写真があり、今では住宅街になってますが、昔はコンモリとした大木が茂った寺だったよおです(写真はフラッシュの光のため、ちと見にくいですが)。
常楽寺・室内には「雛飾り」のように仲良く、閻魔さんと着物を剥ぎ取るオババが座ってます。
観音さんの前には来た人の納札が置いてあり、「遠江33観音霊場」ではそおいう風にするのが流儀なのかな?。
σ(*_*)は自前の納札を先に賽銭箱に入れちゃっており、しかも途中で引っ掛かってしまったが・・
久々に堂内で尺八を吹くと、さすがに音が響いて良かった。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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