「津軽33観音霊場」の1番札所「久渡寺」を出て、弘前方向へ向かっての坂道は、早い・はやい・・・
あっと言う間に、自転車道との合流点に来て、そこに赤い鳥居の「白蛇神社」と言うのが有り、あわててブレーキをかけました。
名前からして、さぞかしオトロシイ物でも有るんじゃなかろか・・境内には白蛇がワンサと這い回ってるんじゃないか・・・と、ワクワクしながら鳥居を潜って神社へ行きました。
境内にブランコも有り、全然オトロシイ雰囲気は無く・・あらまぁ・・・
白蛇神社・本殿も普通の造りで、文化財だという庚申塔が有るだけでしたが、国土地理院の地図にも神社名が載っているので、それなりの由緒が有るのでしょうか。
そのまま県道の坂道を下り、「小沢」集落の四つ角でクイッと左に曲がり、それから「湯口」までは水平移動のような感じです。
「アップルロード」という、いかにも青森らしい名前が付いおり、車があまり通らない道を走ってると、青空の下で岩木山?に雲が掛かってるのが見えます。
そお言えば「アップルロード」と言うのは、信州長野にも有り、よぉ~似た雰囲気です。
「湯口」集落に入り、「林檎の森」という地元農作物直売所が有ったので、焼きオニギリとウドンを食べて昼飯にし、ほんとは「冷ウドン」の方が良かったのだけれど「無い」と言われ、汁を全部飲み干して塩分補給にした。
「湯口」を出て川沿いの県道28号線を走り始めた頃、津軽三味線が大音量で聞こえ始めました。
最初は道路を走ってるトラックか、どこかのアホな車が大音量で鳴らしてるのかと思いましたが、どうやら「湯口」付近では正午を知らせるチャイムに津軽三味線のメロディを鳴らすようです。
へえぇぇぇ・・・なかなか地域性の有る、粋なアイデアですなぁ。
そりゃあぁぁ・・もう「津軽」と聞けば、リンゴよりも「津軽三味線」の方を先に思い浮かべますからねぇ・・・σ(*_*)だけかもしれんが・・・。
ここを初めて旅する者にしてみれば、こおいう正午の津軽三味線のチャイムを聞くと、おぉぉ・・津軽に来た!!・・と思って、感涙と鼻水を垂らすような、グットなチャイムだと思う。
集落の人には、聞き慣れてヤカマシイかもしれんが・・・・。
「津軽33観音霊場」の2番札所「清水観音(多賀神社)」入口には、清水が出ており「清水観音水」と言われてるらしく名水に指定されてるよおです。
飲んでみたが、そんなに冷たくなく、越後屋も「普通」と言います・・・すんまへん。
多賀神社の鳥居を潜るった付近に納札が貼ってあり、対面にはチッコイ祠が有ります。
えっ!?・・・このチッコイ祠が2番札所「清水観音」なの?、想像とは違い、えらいアッサリしとるなぁ。
良く見ると「遙拝所」と書いてあり、ここに遙拝所が有るという事は、2番札所「清水観音」までよほど高い所ろまで上るんじゃろなあ。
杉林を歩いてると、やがて屋根が見え始めると越後屋が「着いたぁ!(^^)!」と喜びました。
しかしσ(*_*)は、イジワルジジイなので「ヒッヒッヒッヒッ・・・越後屋さん、あれは「二の鳥居」と言ってなぁ、その後には「三の鳥居」が有るんやでぇ。 まだまだじゃ・・・あまい、あまい・・・・(^O^)」と、当てずっぽうのウソを教えてやったら、ホンマにその通り「三の鳥居」まで有りました。
「二の鳥居」は馬が番をしており、少し階段を上がった「三の鳥居」でやっと狛犬が番をしており、そこからは清水寺風の懸崖造りになってる「津軽33観音霊場」の2番札所「清水観音」の堂が見えます。
懸崖造り下に有る「手洗場?」の水を飲んでみると、先程よりは冷たいが、もう一つだなあ。
懸崖造りヘの階段を上がると、そこが清水の源泉らしく、岩の中から清水が滴り落ちて、「清水龍神大神」「心願池所」と書いた看板が立っており、いかにも龍神様が居そうな霊的雰囲気が有ります。
水を飲んで見ると、ここが一番冷たく美味しく感じた・・さすが名水。
記帳ノートが置いてありサラッと眺めると、けっこう人が来ており、本日も先に2番札所「清水観音」に一人来ていたようで、たいてい毎日2・3人のグループで来てるよおでした。
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