番外札所「岩谷観音」から今来た道を引き返し、来る途中で「乳穂ケ滝(にほがだき)・ガマ石」という看板が有るのを見つけており、帰りに寄る事にしてました。
鳥居が有るから神社だろおと思ったが、鳥居の額には「不動明王」と書いてあり・・寺なの?
それにしても、ここら付近の鳥居・注連縄には米俵のような飾りも付けるのですねぇ。
鳥居を潜ったら、オババと出会ったので、乳穂ケ滝の様子を聞いたが、津軽弁の方言で何を言ってるのか、よぉ~わからん・・すまん、オババ・・・聞いたσ(*_*)が悪かった。
鳥居を潜って、まず目に付くのが灯籠・石碑と大きい剣・・おぉぉ・・・修験道なのか?
2本の注連縄を張った大杉を鳥居代わりにしてあるようで、その中央から正面の崖に舞台のような構造物が見えます。
そこまで上がれるようなので行ってみると、チッコイ祠が数個ありました。
肝心の乳穂ケ滝は水量が少なく、水が垂れているだけ・・というような感じでしたが、それでも「裏見の滝」のようになっており、祠の舞台から落ちる滝水や滝壺が見れます。
で・・案内絵図に描いてあった「ガマ石」って、どこに有るんじゃろ?と境内を見渡したが、蛙のような形をした岩が見当たらない。
風化して岩が無くなったのかな・・と思って祠から降り、改めて入口の大剣の所から振り返ってみると・・・・おぉぉぉ・・・剣の有る所から、ちょうど大杉の鳥居を通して滝が正面になっており、この剣の前から滝を拝見するのが正規の位置のよおです。
たぶん祭礼の時は、この剣の前に祭壇を築かれるのではないかな。
この原稿を書いてる時に「乳穂ケ滝」の事をネットで調べてみると、冬にこの滝が凍結して氷柱になる事が有り、それに関しては、もんのすごく有名所だったらしい。
それならそうと、説明看板にその事を詳しく書いておけば、おぉぉぉ・・!!と思いながら見物したかもしれんのにぃ。
そんな事も知らずに、ふうぅ~ん・・あんまり、たいした事ない滝だなぁ・・と失礼な事を思っちまって・・・すんまへん。
地元では、この時期に祭りを催してライトアップ(リンク切れ)もされるようで、写真を拝見すると、おぉぉぉ・・・スゲエェェェェ~・・!!
しかし、ライトアップの光色が極彩色で当てられており、それはそれでキレイだとは思うが、σ(*_*)個人的には、ちとケバケバしいような気がして、白の単色ライトの方が幽玄な感じがすると思うのだがなぁ。
で・・肝心のガマ石は?・・と、しつこく探し見渡したが、どうしても境内には、それらしいのが無い。
もう一度、看板絵図と説明文を読み直すと、「向かいの岩木川に有る」と書いてありました。
えっ・・そうだったの?絵図では、境内のどこかに有るような感じで描いてあったが・・
車道を横切って川の方へ行き、どの辺にあるんかなぁ・・・と、川を見渡すと、おぉぉぉ・・蛙そっくりの石が有るでねぇか。
フッフッフッフッ・・・こいつめぇ・・・こんな所に隠れおってぇ・・・・オッチャン、わからんかったでぇ(^O^)。
「清水観音」付近まで戻り、「館後」集落付近の川沿いを遡り、覚悟はしていたがキツイ坂道で、自転車を押し歩きしました。
「三本柳」付近で自転車の後輪がガタガタするなぁ・・と思っていると空気が抜けており、まいったなぁ・・と思いながら、自転車をダマシ続けて何とか岩木山神社まで来ました。
この「津軽33観音霊場」を巡礼を始めた時から、どうも後輪の空気が抜けるような気がしており、「虫ゴム」が悪いのかもしれない。
岩木山神社の鳥居を潜った所の店に「レンタサイクル」の幟が出ており、良かったあぁぁ~・・、ひょっとしたら空気入れが有るかもしれないと期待します。
取り合えず参拝を先に済ませてからと思い、岩木山神社・社殿へ行き、桜門・玉垣の狛犬?が、上がったり下ったりしています。
狛犬と言って良いのか・・・猿と言って良いのか・・・タヌキと言って良いのか・・よぉ~わからん動物ですなぁ。
良く見ると、糊とか接着剤で玉垣と接続したのでは無く、柱と一体彫りのよおで、さすが岩木山神社、芸が細かく珍しい。(^O^)この動物の云われを知ってる人がいたら、教えてね。
岩木山神社の拝殿には、石が敷いてあるんですねえ。
時刻も迫っており、先ほどの店が5時になると店を閉めるかもしれんので、尺八を吹きませんでした。
神社境内から横滑りに「津軽33観音霊場」の3番札所「求聞寺」へ行けるかと思い、探せば行けたのかもしれないが、わからなかった。
なんせ、店で空気入れを貸してもらわないと、車を置いた「道の駅」まで帰れなくなっちまうもんだから、心配で、しんぱいで・・・。
鳥居前の屋台は店仕舞いをしており、店へ行って空気入れを貸してもらったら一応直り、お礼に抹茶氷を買って食べました。
良かったなぁ・・ここに空気入れが有って・・・無かったら、そこら付近の家へ行き、空気入れが有るか聞き回らにゃアカン所だったでぇ。
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