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津軽33観音 夕暮れ 巡礼日 2012.7.26  掲載日 2013.4.13

現在地不明!!/自転車で巡った津軽33観音霊場記(求聞寺・南貞院)

3番「求聞寺」の牛・虎ミニュチュア

求聞寺へ、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文求聞寺・鳥居、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文求聞寺・参道、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文求聞寺・境内、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 「岩木山神社」から「津軽33観音霊場」の3番札所「求聞寺」へは、川の橋を渡って行くのだと思ってましたが、川の手前に看板が出ており川沿いの道を行くようになってます。

 どうしょうかなあぁ・・と思ったが、ダマされたつもりで川沿いに少し上がり、赤い橋を渡って、さらに坂道のカーブを曲がったところに求聞寺の鳥居が有りました。

 地図の道が間違っており、良かったなぁ・・看板を信じて。

求聞寺・境内、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文 求聞寺・牛マスコット、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文 求聞寺・虎マスコット、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 鳥居を潜って階段を上がると、3番札所「求聞寺」境内に青い牛が寝そべっており、同じく青いライオン・・あっ、違う虎だ・・・が吠えかかってます。

 それぞれの足下には、だれが置いたのか小さいミニチュアの像が供えてあり、なかなかカワユイでんなぁ、虎なんか、子ネコみたいでっせぇ。(^O^)利生地蔵

 求聞寺・境内には坊さんが土下座して「ごめんなさい」と謝ってるような像まで有り・・アンサン・・・何が悲しゅうて土下座してますの?

 布施をよこせ・・と座ってるのならば、何ともはやミットモないカッコウだが・・実際、差し出してる掌には、賽銭の小銭が置いてありました(^O^)。

 「利生地蔵」と書いて有るが、学が無いので、そんな地蔵さんは知らんなぁ・・・

 地蔵さんの周りには、雲のような所から手が出ており、苦しみ悩みながら溺れている人に、手を差し伸べて助けようとしているのでしょうか・・たぶん、そおいう主旨だと思うが、助けるにしても、掌に有る賽銭の小銭がジャマになるだろおけれど・・・

津軽33観音 求聞寺      求聞寺・観音堂、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文      求聞寺・奉納小屋、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 3番「求聞寺」本堂に納札が設置されてますが、ここは虚空菩薩が居る所で、観音堂は境内の別の場所に有り、何で本堂に納札場が有るのかわからん。

 たぶん多くの人は本堂で参拝するのでしょぅが、σ(*_*)は観音堂で参拝して、納札は皆と一緒の所に付けました。

 観音堂の側にある小屋は何だろ?と思い、扉が開いたので拝見すると「奉納小屋?」らしく、デカイ馬が居ます。

 馬の後には「お遍路さん」の人形が有り、壁には絵馬が一面に飾ってありました。

現在地不明

 ホントならば、ここで今日はオシマイにして弘前に帰れば良いのですが、次の津軽33観音霊場・4番札所「南貞院」が途中に有るので、これをしないで行くと、後の行程がツライので無理してやることにしました。自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 「百沢」集落から「弥生」集落方面の道へ行くつもりで自転車で走っていましたが、途中に地名看板が全く無いもんだから、現在地がどの付近かわからない。

 やっと、どこかの集落に付き、四つ角に在る花屋のオバハンに「「折笠」へは、どの道へ行けば良いのでしょか?」と聞きました。

 最初は、こいつは何を言ってるのか?・・という感じでしたが、現在地を聞くと「宮地」だと言い、地図で確認すると、完全に90度間違った方向へ来ており・・・・ガアアァ~ァン・・・(T_T)。

 「どこから来たの?」 「岩木山神社の方から・・・」
 「あぁぁ・・山の方からね、よぉ~道を間違える人が多いんだわ。この間もバイクの人が道を間違えて来たよ。」

 「あっ・・いえ・・・岩木山ではなく、神社の方からです。」自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文
 
「あぁぁ・・・(^O^)・・ここら付近では「岩木山神社」の事を、単に「山」と言うんですよ。山から来たのなら、「高岡」集落付近の曲がり角を、もう一つ上の道を行けば良かったんだけどなぁ。」

 よくよく聞いてみると、σ(*_*)が自転車で走ってきた道は新しく出来たバイパス道路だったらしく、そお言えば道幅も広くて新しかったなぁ。

 オバハンが盛んに気の毒がり、次の分かれ道である「馬子橋」までの道と、さらに「折笠」までの細かいポイントを、丁寧に覚えきれないほど、たくさん教えてくれました・・花屋のオバハン、ありがとさんでした。

 もっとも「求聞寺」から4番札所までコースは、この道を通ろうかとも思ってた道だったので、距離的には、そんなにロスしませんでした。

4番「南貞院」

津軽33観音 南貞院      南貞院、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文      南貞院、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 「馬子橋」の四つ角を曲がり、第一目標地であった「折笠」集落を通り、「高杉」集落内に入ると、あっさりと津軽33観音霊場の4番札所「南貞院」が見つかりました。

 4番「南貞院」は寺では無く、村のホンマに小さいお堂という感じで、今までと規模が違うので拍子抜けします。自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 境内?には、説明看板の有る石碑・・読んでみたら昔の高貴な人の墓だったが・・・と、さらにチッコイ祠が並んでます。

 夕暮れが迫って時間が無く、また周囲には人家が密集しており、こんな時にこんな所で尺八を吹くと、何が始まったのかと村人が集まって来るかもしれんので、尺八での参拝は省略しました。

 納札は観音堂に取り付ける場所が無く・・いや、無理して取り付けてたのも有ったが・・隣のチッコイ祠に付けるようになってます。

 σ(*_*)も無理して「かんのんさま」に取付ようとしたが場所が無く、あきらめてチッコイ祠の所に付けました。ねぶた練習、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 「青女子」集落を自転車で通り抜ける時、太鼓の音が聞こえ「ねぶた」の練習をしているよおです。

 時間があれば、練習風景を見たかったのだが・・・なんせ、だいぶ暗くなり始めてたもんで走り抜けました。

 車が置いてある「道の駅」には7時半頃着き、その時は完全に夜で真っ暗でした。

 今日は、自転車の空気は抜けるし、現在地不明にもなるし、きつかった。

 雨の日に、せめて1番「久渡寺」が出来ていれば、もお少し余裕があったのにぃ。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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