津軽鉄道「芦野公園駅」に車を置き、この津軽鉄道は冬期間だけ客車にストーブが設置され、そのスジの人達には人気が有るらしいですねぇ。
今は暑い夏の時期なのですが、鉄道マニアらしいのが一人、駅とか列車を撮してました。
津軽鉄道の普通の列車に乗って、「五所川原」へ行くと駅構内にはデカイ生首が有り、説明書によると「五所川原ねぶた」に使われた顔部分の実物だそうな。
「鬼?」の顔もなかなかオトロシく、見る角度によっては怒ってるようにも見え、切れ長の目をしている「女」の生首も見応えがありまっせぇ。(^O^)
「つるどまり」駅まで行き、道の駅「つるた」に置いてた自転車は無事でした。
この道の駅には「弥生画」というのが飾ってあり、ガラス越しに見える壁に、絵が描いて?あるなぁ・・と思った程度ですが、説明文を読むと・・
天明の大飢饉の時に、飢え死にしそうになりながらも、村人は残り少なくなった種を持ち寄り、餅を作り板に貼り付けて「五穀豊穣」を祈りました。
そしたらアァタァ・・不思議にも、その秋は大豊作になり、それ以来、毎年元旦に祭事が行われ、いつしか種子で絵を作るようになった。
改めて絵の細部を見ると、ホントだ・・・豆とか稗とかの穀物を白い餅で、くっつけて絵になってます。
へえぇぇぇ~・・これだけの穀物を一粒づつ壁一面に、貼り付けるのもタイヘンだったろおなぁ・・一つカシコクなった。
説明文を読まなかったら、ふうぅ~ん・・と、絵をチラ見するだけで終わり、「弥生画」とか穀物で作った絵だなんて、この先も知らずに生きていたと思う。
道の駅「つるた」を8時半頃に出発して自転車を漕いでると、今日は岩手山が良く見え、さすが岩手富士と言われるだけあって、富士山と形がよく似ています。
タンボ以外は何も無い道の所では、吹雪時の雪除ガードが道沿いに立っています。
道端に石碑が並んだ所に鳥居が立っており、それだけだったら別に気にしないのですが、鳥居の柱に横長看板のよおな物が取り付けてあります。
へえぇぇ~・・ここら付近の風習は、鳥居に看板のような物を取付るのかな?・・月夜見神社と書いてありました。
間違わずに「津軽33観音霊場」の11番札所「下相野観音堂(高城八幡宮)」に着き、写真を撮ってると手押し車を押したオババが来たので挨拶しました。
オババは疲れたのか、境内に入り手押し車に座って涼んでおり、鳥居の側に「弥三郎節之碑」が建ってます。
きっと民謡の題名になるほどだから、きっと与三郎さんはカワイソーだけれど立派な人だったので、その碑なのだろなぁ・・・と思いながら説明書きを読みました。
江戸時代に、弥三郎さんが隣村からヨメっこさもらっただ。
しかすぃ・・弥三郎の両親がヨメっこさを、毎日・・まいにち・・「いじめ」たんだって・・
ダンナの弥三郎は、コンジョナシなもんだから見て見ぬフリしたんだと・・でもって、あんまりにも「ヨメいびり」の仕打ちがヒドイもんで、ヨメっこは実家に帰ったんだと。
おいおい・・何じゃ、こりゃあぁ・・・? 弥三郎さんの、どこが「民謡の碑」になるほど立派な人なんじゃ?。
この時は、「弥三郎節」という民謡を知りませんでしたが、これを書いてる時に調べてみると、数え歌風に12番まで有ったらしい。
こんな「与三郎節」歌詞内容の民謡を唄われ広まったら、弥三郎さん一家は「ヨメいびり」した事が世間にバレちまって、そりゃあぁ・・もう恥ずかしくて村にも居られず、夜逃げしなきゃアカンですわなぁ。
碑には「津軽全体にわたる、ヨメいびりの悪習・・うんぬん・・」と書いてあったが、そんな事を書くと、今はどうか知らんが、昔は津軽全体で「ヨメいびり」が普通に行われていたと思われちまいまっせぇ。(^O^)
σ(*_*)は、これとは逆のダンナがイジメられてる「カカア殿下」の家を知ってるが・・・
札所「下相野観音堂(高城八幡宮)」扉は開き、予想した通り内部は湿気って蒸し暑かったので、扉を全開にして中に入って参拝しました。
尺八は慣れてきたためか、響きが良かったので2曲吹きました。
納札を取り付ける場所には、いつも悩むというか・・楽しんじゃい、なるべく他の人よりも、目立つところに付けたいもんね。(^O^)
11番札所「下相野観音堂」を出る時、タイヤがへこんで空気が無く、どうも走ってる時に途中からガタガタすると思ってたんだ。
次の札所へ行く途中に木造駅へ寄るつもりだったので、ダマシながら走ってると、途中に自転車屋があり・・・ラッキーィ・・!(^^)!
店に入るとオバハンが一人居て、ダンナは留守で1時間ほどしないと帰らないと言います。
空気入れを貸してもらい「虫ゴム」を見ると、上の方が少し穴があいおり、以前から気が付いており、たぶん大丈夫だろお・・と思っていたのだが、やっぱりこれが原因のようで、サッサと交換しておけば良かった。
「虫ゴム」を買って入れ替えると、今度は大ジョブそうです。
木造駅に寄り、ここのマスコットの遮光器土偶「しゃこちゃん」が駅に設置されていますが、北向きなので写真を撮ると、どうしても逆光で暗く写ります。
位置的に仕方がないのでしょうが、せっかくなのに、もったいない。
この「しゃこちゃん」は、竹下内閣時の「ふるさと創生事業」で全国に1億円バラ捲かれた資金で作ったらしい。
木造駅の待合室に入ったが、風の通りが悪くて暑く、外に出た方が涼しかった。
以下、広告です。