HOME > 遍路・巡礼 > 「津軽33観音霊場」地図と目次 > 39 帰り道
 八森  巡礼日 2012.8.4  掲載日 2013.5.22 

「男鹿半島」観光/津軽33観音霊場記(おまけ)

八竜

 帰る時、道の駅「はちもり」で一休みするつもりで車を止めると、車の中にアブが一匹入って来たので、あっ・・こりゃあぁ~アカン・・と思い、あわてて休まずにすぐに出発しました。自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 昨年、田名部海辺33観音霊場(下北) 巡りの帰りに、この附近の「ハタハタ館」駐車場で車中泊した時、朝方、車にポツン・ポツン・・と何かが当たる音がしました。

 雨が降って来たのかな?・・・と思って起きると、どこから飛んで来たのか辺り一面にアブの大群が飛び回っており、急いで逃げた事があります。

 聞けば、この付近はアブが多いそうだが、何とかならんかなぁ・・良い場所なんだが・・・この付近で知らずに車泊する人も居ると思うが、夏はアブが襲って来るかもしれん事を覚悟してね。

  八竜ドラゴンフレッシュセンター               八竜「ドラゴンフレッシュセンター」、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 国道7号線を走ってると、大きな竜が柱に巻き付いてるシンボルが有り、通り過ぎてから、あわててUターンしました。

 地元の人によると、ここは八竜「ドラゴンフレッシュセンター」と言って、メロンの安売りでチョ~有名な場所らしく、竜が巻き付いてるシンボルが目印だと教わりました。

 駐車場は満車に近いほど混んでおり、テント内では惜し気もなく「メロン」「スイカ」の各品種をザクザクと切って試食させており、無くなるとまたザクザク切ってます。

 ええっ・・はい、もちろん、全品種を一切れづつ試食しましたとも・・当然ね。!(^^)!、できれば冷えていれば申し分なかったが、そこまで要求するのは無理だろなあ。

 しか「メロン」なんかホンマ安かったなぁ・・・4・5個入って7~800円で、その日のうちに家へ帰るのだったら、買ってたのだがなぁ・・・と、越後屋の弁。

釜谷浜海岸釜谷浜海岸・砂アート、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文 釜谷浜海岸 砂アート

 八竜「ドラゴンフレッシュセンター」で、釜谷浜海岸にて「砂アート」が有るとポスターが貼ってあったので、ついでに寄ってみる事にし、途中の畑には盛んに「メロン盗るな」の看板があり、ドロボーに困ってるのでしょう。

 釜谷浜は、今時にしては珍しく広い砂浜で、普通ならば砂が削られちゃって夏の時期になると砂を入れるようですが、ここはそのような事が無いよおです。

 砂の彫像は、さすが賞を取る作品は手抜きせず細かい所まで作ってあり、歴史的には浅いらしく今年で2回目らしい。

男鹿半島・なまはげ館

なまはげ館、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文   なまはげ館    なまはげ館、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 男鹿半島へ来たからには「なまはげ」を見なくっちゃあぁ・・と思い「なまはげ館」へ行きました。

 「なまはげ」の面が飾ってあり、失礼ながら、ううむうぅぅ・・・あんまりオトロシクなく、どちらかと言うと子供の作品みたい面だと思う。

 「なまはげ勢揃い」という部屋に、「なまはげ人形」が60体飾ってあり、各集落により面や持ち物が違ってるそうな。

 注意書きに「記念的に撮るのは良いが、面をアップして撮るな」「この部屋の写真を、ホームページ等にも掲載しないように」と書いてあります。

 部屋で説明している男の人に、「面ではなく、この場の雰囲気の写真をHPに載せてもアカンのか?」と聞くと、申し訳なさそうに「アカンです・・」なまはげ館・変身コーナー、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 「廊下に飾ってある人形は良いのか?」と聞くと、それは、まぁ良いらしい。

 せっかく内部の写真を撮ったのだけれど、掲載したらアカンので、せめてそのアカン場所のノレンだけでも掲載しておきますが、何でアカンのかなぁ・・・今流行りの著作権がらみかな?

 どうせならばホームページ等を利用して、口コミで宣伝してくれた方が来場者が増えると思うけれどなぁ。

 「なまはげ変身コーナ」が有り、ギャルが酒樽と包丁を持って変身してたので、「おい越後屋、お前も変身して来い。記念に撮ってやるから。」 「イヤじゃ」 

 「何で?・・お前なら面を付けなくても、そのまま素顔でも十分変身できるでぇ。
 衣装さえ付ければ、そりゃあぁもう・・だれが何と言おうとも日本一の「なまはげ」だと思うがなぁ。
 ほれ・・若いギャルも変身しとるでぇ。


 お前なら包丁持たなくても、十分にオトロシイから・・・
 あら・・どこ行くの?・・・置いてかないで・・・一人にしないで、お願い・・・」
なまはげ館、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 「なまはげ」の映画が上映されており、見ているとけっこう面白く、子供が親や柱にしがみついて、連れて行かれないようにガンバッテルのには観客も笑っており、σ(*_*)も子供をさらったり、脅したりする役をゼヒやってみたい。

 トイレへ行くと、歯を磨きながらチッコしている人が数人おり、へえぇぇ~・・・・ここら付近の人は、チッコしながら歯磨きするのが習慣なのか・・さすが東北・・いろんな習慣が有るもんだ。

 「なまはげ館」を出た時に越後屋が「トイレが混んでるのに、洗面場で歯を磨いてるオバハンが大勢いた」と言いつけたので、初めてトイレで歯を磨く習慣は、ここら付近の風習ではなく、ウットオシイ隣国の習慣だとわかった。

 どうりでトイレで話してる言葉がわからず、さすが東北の方言はわからんなぁ・・・と思っていたのだが、対馬から仏像を盗んでながら、バレても返さない国の人達だったのね・・・そりゃあぁ、常識が無い国の人達がする事だから・・・と素直に納得した。

   真山神社、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文               真山神社

 「なまはげ館」隣にある真山神社へ行ってみると、閑散としてだれも居ません。

 社務所の前を通ると、キレイな巫女さんが「ごくろうさまです」と話しかけ、ガラス戸の前に有る「なまはげ」の面は実際に使っていたものだと説明してくれました。

 おおぉ~い・・・、皆の衆ぅぅ・・・真山神社へ行くとキレイな巫女さんが話かけてくれるぞおぉ~!(^^)!、そこのトッツアン、信心が無くてもぜひ行け・・カカアをダマしてでも・・。(^O^)

入道崎灯台       入道崎、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文       入道崎・日時計、自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文

 男鹿半島・入道崎灯台は、思った以上に広々とした所にポツンと立っており、観光客が沢山来ています。八望台 二ノ目潟

 石で作った日時計があり、説明板によると「真北方向に大きな石、その一直線上に小さい石が並んで、真北の線を表している」との事で、その直線方向に「北緯40度」が有るらしい。

 「八望台」の展望所へ上がると「二ノ目潟」という池が見え、ここへ来るまで、その池が火山の噴火口だとは知らなかった。

 それにしても同じ男鹿半島でも入道崎の混雑ぶりと違って、「八望台」は観光客が少ないなぁ・・同年代の夫婦連れ一組しか会わなかったでぇ。寒風山

 男鹿半島では「寒風山」も有名箇所らしく、安物の車がオーバーヒートしないかと、ハラハラするような急坂を上って行きました。

 展望台の所は関係者だけの駐車場のよおで、下の駐車場へ戻って車を置いときました。

 そこから歩いて展望台へ行くと、入場料が500円取られるのでヤンピして外から景色を見ました。。

 寒風山・大噴火口は阿蘇山の草千里と似ているような気がし、そもそも男鹿半島が火山だった事も知らんかった。

 自転車で巡った「津軽33観音霊場」紀行文は、これにて完了しました。


 深浦、津軽33観音霊場記←前頁「深浦」へ    津軽33観音霊場記 完
  引き続き、他霊場等を御笑読ください。


 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


以下、広告です。


 どんどん絵を描くことが好きになる!!
 楽しく学んで、どんどん上達
上西先生の水彩画教室⇒詳細はこちら