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尺八を携え歩いた西国霊場 H17.9.15 UP


15番「今熊野観音寺」/西国33観音霊場記

 京都市内は1日コースで歩いて巡れるそうなので、西国33観音霊場の15番札所「今熊野観音寺」へ行くのに近くの東福寺駅まで汽車で行きました。

 久々でんなぁ・・虚無僧寺である「明暗寺」探訪以来で・・・泉湧寺 山門

 「明暗寺」とは違う方向の緩い坂道を歩いてると、寺門が見え、おぉぉ・・思ったより早く着いたなぁと思って見ると「泉湧寺」と書いてあります。

 ゲッ・・確かに「泉湧寺」方向にちがいねぇけど、地図では「今熊野観音寺」は「泉湧寺」の手前になっとる。

 アカン・・どっかで見落としちまったらしい、今来た道を戻って寺を探そうと思い、アタフタしてたら越後屋が「そこに西国観音霊場の看板があるでねえか」と言います。

 おまえはホントに目ざとく、何でも見つけるなぁ、その調子で宝クジでも当ててくれ・・・

 側に有った案内看板を見ると・・すごいでんなぁ、この寺門からの道は泉湧寺の寺有地らしいです。参道

 あんまり人通りの無い広い道を200mほど行くと、「今熊野観音寺」への分かれ道へ来ました。

 京都の寺は拝観料取る寺が多いと思ってましたけれど、歩いてる途中に小さい寺が点々と有り、そおいう寺は無料で入れるよおです。

 もしσ(*_*)が、この付近に住んでいたら、この小さい寺々を早朝に散歩しながら訪問し、尺八を吹くのを日課にするんだが。

 健康のためにも、尺八の練習にもなるし、ええやろなぁ・・・もっとも来られる寺にしてみれば、早朝から「ヤカマシィ」と言われるかもしれんが・・・

今熊野観音寺 入口今熊野観音寺 赤い橋本堂

 西国33観音霊場の15番札所「今熊野観音寺」も拝観料を取りまへんでした。京都なのにエライッ!!大師堂

 「今熊野観音寺」は、それなりに大きいのですが、あまり人も居なく閑散としており、やっぱし拝観料を取るほど有名でないためなのか・・・・。

 本堂には一面、真っ赤な絨毯が敷いてあり、座って尺八を吹きました。

 ほんとは座って尺八を吹くと腹から音が出ないかもしれん、立って吹いた方が良いのでは・・と思ったのです。三重石塔

 朝一番に尺八を吹いたためか、やっぱしあんまり良くなく、最近、尺八を吹いてなかったしなぁ。

 本堂横の納経所近くに「三重石塔 平安時代」というのがあり、おぉぉっ・・やっぱし古い寺のようです。

 建物の一部が椅子席になっている休息所が有り、四国にも、こんなのが有ったらええのになぁ。手水鉢

 次の16番「清水寺」へ行く道を「今熊野観音寺」納経所で尋ねると、若い坊さんが「地図に書いてある道は、この寺へ来る途中に有った赤い橋の下の道を通って行けば良い。

 しかし、それから先は住宅街の路地でわかりにくく、来た道を戻って大きい道を行った方が良い」
と親切に教えてくれました。

 確かに地図で見ると、いかにも迷子になりそおで、また裏山から「清水寺」へ登る道も、よぉ~見つけきらんかもしれんと思い、忠告に従い大きい道へ行きました。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「惜別の唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


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