HOME > 遍路・巡礼 > 西国33観音霊場「地図と目次」 > 40 一乗寺
巡礼日 2015. 5.20 掲載日 2015.10.30
「巡礼橋」付近で1時間ほど歩いたので、ホントは休みたかったのだが、越後屋がトットッと、かなり先を歩いてます。
声を掛けて呼び戻すのもカワイソーなので止め、少し先で追い付いたので、広いタンボが続く所で休みましたが、巡礼旅も1週間歩き続けると、足がすっかり慣れ来て、それほど痛くありません。
少し行った所に木造の建物があり、ヒョットしたら学校?と思ったが、門柱には看板が無く、グラウンドと遊具がないので、たぶん村役場ではないかと思うが、だれか知ってたら、教えてね。
その付近から旧道の分岐があり、看板もシッカリ有って「近道」と書いてあります。
集落を抜けると、やがてほぼ一直線の参道が有り、石灯籠も対に立っており、おぉぉ・・さすが西国33観音霊場の26番札所「一乗寺」参道。
下は舗装されていますが、あんまり通る人も居ないよおで、コケが生え枯葉も溜まってます。
坂道の頂上付近に山門があり、着いたかな?・・と思ったが一乗寺は見当たらなく車道が続いており、山門付近には石仏もあって、なんとなく26番「一乗寺」へ行くような山道が続いており、地図を確認すると「一乗寺」境内に続いてるように思われる。
間違っていたら、引き返すのがタイヘンなので、そのまま車道を歩き、やがて白壁の城のような建物の西国33観音霊場の26番札所「一乗寺」に着きました。
入口は工事中で、拝観料500円取られ、境内に「三重の塔」が有り、法華口駅に有った塔は、これをモデルにしたらしい。
本堂は清水の舞台風で、入口は横から上がって正面に入るようになってます。
堂内に入って納経している僧衣の人と目が合って黙礼したが、ムスッと無視されちまい、参拝が終わってもムスッとしていた。
言っちゃあぁ悪いが、愛想の無い寺だのぅ・・たいていの寺では、納経しなくても黙礼くらいは返してくれるのにぃ。
そのためか、あんまりパッとしない寺の印象を持ってしまい、早々に一乗寺の門前に有る「お休み処」へ行き一休みした。
この「お休み処」は、同じ一乗寺がやっていると思われるが、こちらの方は愛想が良く、無料の茶が飲めたので、しばらく休みました。
壁に「ぼけたらあかん 長生きしなはれ」の手拭いが飾ってあり、この手拭の文章は、多くの寺で見かけますが、だれが最初に作ったのじゃろう。
でも、下北霊場で見た「延寿庵」に書いてあった同じような文章は、もう少し詳しく書いてあり、そこまで記載されてた寺は今まで見た事が無い。
下北霊場の方が、ホンネを突いてるように思うのだが・・・
「ボケたらアカン」と、常日頃より思ってる心当たりの人は読んでください、手拭いの文章とは一味違うと思うので下北霊場のリンクをクリックしてください。
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