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遍路日 2012.10.29(第1日目) HP掲載日 2013.8.2
行程(札所番号) 27→87→15→66→49→36→16→76→47→70→44
8時頃、車中泊した「鳴渕ダム」を出発し、ちなみに「篠栗88か所霊場」巡拝が終わるまで、この駐車場で車中泊してました。
国道を篠栗町内へ向かって歩いてると、多々良川沿いに架かる橋から対岸の道を歩けるように思ったので行ってみると桜並木になっており、春は満開だとキレイじゃろなぁ・・と思いつつも、この道が行き止まりになってなければ良いが・・
幸い行き止まりになっておらず、鉄道の下を潜り「社会教育センター」の横を通って「金出」集落に入りました。
「金出」集落を流れる溝に鯉が泳いでおり、最初はどこかの庭池から逃げて来たラッキーな鯉だと思ってましたが、そおでもないらしく集団で泳いでます。
歩いてるとエサをくれるのかと思って、口をパクパクさせており、立ち止まると数匹どころか一杯鯉が集まってきて、杖で突いたら、その内の一匹は確実にシトメレるだろなぁ。
溝の川に沿って歩いてると「いこいの小川」看板に「皆さんで、かわいがってください」と書いて有り、良かったなぁ・・杖で鯉を捕まえなくて・・・住民から袋叩きに遭う所だった。(^O^)
この「金出」集落にも篠栗88箇所霊場の札所が数カ所有るのですが、今日は「呑山」方面へ行くので時間が足りなくなると思い、この「金出」集落の札所はパスして最終日に再び来ました。
車道に出て道端にチッコイ白い観音さんの堂が見えたので行ってみると、隣の堂に何かタイソウなことが書いてある看板が有り、最初に見た時は、単なる地蔵さんが奉ってある堂だと思ったが、こっちの方がメインの堂のようでした。
よぉ~知らんが「古屋藤三翁」を奉った堂で、篠栗霊場を開設した六人の内の一人らしく、自分は信心が足りんモンだから、そもそも篠栗88箇所霊場は、だれが音頭を取って成立させたのかも、よぉ~知らん。(^O^)
これを書いてる時に調べて見ると、「慈忍」という尼さんが四国遍路を終えてこの地に来て、地元の人に「新四国」成立を呼びかけましたが、志を半ばにして死んじゃったので、村の有志が後を引き継いで成立させた、その一人らしいです。
篠栗88箇所霊場の27番札所「金出神峰寺」は、車道を上がった高台に有ります。
途中に施設のような建物が有ったので、そこが札所かと思ったが、広い庭園風の所に「緑の幟」が立っており「篠栗八十八ケ所」と書いてありました。
えっ・・ほんまに、そんな所に札所が有るの?・・・と思いながら行くと小さい堂が有り、そこが27番札所「金出神峰寺」で「打ち始め」最初の寺でした。
最初だったので口慣らしのために尺八曲「手向」を吹き、次いで「産安」を吹いたが、ちびっと失敗し、うむぅ・・・暗譜が、まだ完全で無いからなぁ・・・。
ちなみに「産安」は目次にも書きましたが、「篠栗88ケ所霊場」を歩き遍路しながら各札所で吹奏参拝して完全暗譜を目的にしてました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「産安」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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