HOME > 遍路・巡礼 > 「篠栗88箇所霊場」地図と目次 > 2 針の耳
遍路日 2012.10.29(第1日目) HP掲載日 2013.8.2
行程(札所番号) 27→87→15→66→49→36→16→76→47→70→44
篠栗88箇所霊場の27番札所「金出神峰寺」から車道へ戻ると、すぐ目の前が87番札所「弘照院」です。
「弘照院」本堂へ行くのに川を渡ると「十夜ケ橋」が有り、ホンマに橋の下で御大師さんが寝ているかな・・と疑い深いので見に行ったら、ちゃんとフトンを掛けてお休みされてました。(^O^)
本堂へ向かって行くと看板に「最初に「針の耳」へ行き、本堂へ行ってください」と書いてあり、えっ・・本堂の近くなのに「針の耳」と言う所へ行かねばアカンの?
それが作法ならば「針の耳」付近から本堂へ行く道も有るのだろおと思い、「はいはい・・」と書いてある通りに「針の耳」へ行きました。
草地になっている広場が有り、崖の所に「これが有名な「針の耳」親子岩です」の看板があり、えっ・・「針の耳」って、そんなに有名だったの?・・・初めて聞くが、恥ずかしながら全く知らんかった。
岩が重なってる狭い隙間が「針の耳」らしく、とにかくそこを潜り抜けてみました。
その先も山へ上がる道があるので、何かオモロイ物でも有るのかと思って上がってみたましたが、頂上付近に「五穀神」の石碑が有るだけです。
その先も道が続いていますが、どうも本堂方面へ行きそうも無いので戻り、本堂へ行くと若い坊さんが正座して入口横に座っております。
ううむうぅぅ・・・今までの霊場巡りにおいて各寺で尺八を吹いて来た「手向」ならば慣れているので、だれが居ようとも関係無く自然に吹けるのだが・・・なんせ覚え立ての「産安」だったので、チビットあがってしまった。
本来の入口らしい所へ行くと「龍泉堂」が有り、オババが居たので軽く挨拶しました。
「龍泉堂」でも尺八参拝しても良かったのですが、なんせ吹き慣れてない「産安」なので、失敗を恐れたのとオババにわざとらしく尺八を聞かせるようにも思えたので吹きませんでした。
後で調べて見ると、この「龍泉堂」のオババは、優しい字で詩を書くので有名だったらしいですねぇ。
境内に「タッチ観音」というのが有ったので、罪深い越後屋が極楽へ行けるようにタッチしているので写真を撮ってやりました・・良かったね、これで極楽へ行けるよ。
遍路道は、どおなってるか?・・と地図を見れば、遍路道は先ほどの「針の耳」を通って行くようになってます。
地図をよく見ておけば良かったのだが、それにしても何で本堂へ行く前に「針の耳」へ行くように書いてあったのだろう?・・・σ(*_*)の見間違いだったのかなぁ。
もう一度「針の耳」を通って、先程の山上まで行くと、すぐ近くの所で車道へショートカットするように出ました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「産安」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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