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遍路日 2012.11.1(第4日目)HP掲載日 2013.10.5
行程(札所番号)7→65→83→63→29→75善通寺→64→26→奥の院
篠栗88箇所霊場の26番札所「薬師大寺」へ行こうとしたら、出口でオバハン2人が地図を見ながらウロウロしてます。
「どこへ行きたいのか?」と声かけたら29番と言うので教え、ついでにすぐ見える64番と75番「善通寺」も教えました。
オバハンの車を運転していたトッツアンが「道がわかりにくいですねえ」と言い、ここは狭い場所なのですが、ホンマに札所がわかりにくい所だ。
坂道を上がって26番札所「薬師大寺」へ行く途中、道が二手に分かれてたので、札所駐車場へ行く道を越後屋が行き、遍路道らしいのをσ(*_*)が歩いてみました。
途中に小さい堂が2つ並んでおり、これが札所かと思ったが、そおでもなさそうで、すく近くに新しい寺ができており、昔はこれが札所だったんじゃねぇかな?
境内には不動明王と、小さいながらも滝場が有り、雰囲気的には、こっちの方が札所的情緒が有るんだけど・・。
階段を上がって越後屋が待ってる新しい26番札所寺「薬師大寺」へ行きました。
普通の新築家屋のような感じで玄関先に参拝所が有り、やっぱり途中に有った古い堂の方が、札所にふさわしくて良いなぁ。
ここでの参拝は、善通寺でウロウロしたため疲れが出ちまったのか、曲はガタガタで音も悪かった。
26番札所「薬師大寺」山際にある遍路道を、若杉山へ向かって歩き、これはケッコウキツイ。
遍路道から林道へ出た所に「夫婦杉」の標識が有り、これを見て初めて「夫婦杉」が通って来た遍路道の途中に有ったのだとわかり、できれば「夫婦杉」の所にも、簡単な説明杭が有ったら見落とさなかったのにぃ。
まぁ、いいや・・と思い、わざわざ見に戻らなかったが・・・。
少し林道を行くと道がY字路になっており、越後屋が遠回りの道を行こうとしたので呼び止めると「だって道に鎖がかかっているもん。」
そんなもん無視して、鎖をまたいで行けば良いのに、マジメなヤツじゃのおぅ。(^O^)
丁度そこに車が2台止まっており、越後屋がそこの人に道を聞いて納得したが、よっぽどσ(*_*)の言う事を信用しとらんよおだ。
地図を見れば、越後屋が行こうとした道は「米山展望台」へ行く道のようです。
鎖をまたいで林道を行き、遍路道に入ると「仏岩」というのが有ったが、こんなの100円地図には乗ってないでぇ。
どうもこの「若杉山・奥の院コース」に関して、篠栗88箇所霊場会発行の地図案内は不親切で、四国の遍路地図だったら、確実に掲載されてるじゃろうに。
大きな岩に石仏が乗っかっており、その一つに「仏岩」と彫ってあります。
それだけかなと思って付近を見渡すと庇が見え、行ってみると洞窟のようになって中には弘法大師さんが数体置いてあります。
説明看板が有るかと思ったが無いですねぇ・・「仏岩」と言う、いかにもアリガタイ云われが有りそうな名前と洞窟だったのだが・・・・。
「仏岩」の裏の山道を通り、やがて車道に出ると付近にコンクリ製の堂が見え、それが「奥の院」かと思っが、あんまり「奥の院」らしくなく、素直な感想を言えば、どこかのアヤシイ宗教団体の施設かとも思える。
近くに売店と食堂が有ったので、とにかく昼飯にする事にして「うどん」が350円と安いでんなぁ。
四国の焼山寺でも「ウドン」を売っており、安くて美味かったが、まだあの店は、やっているのじゃろおか?
店のオバハンに「奥の院」の道を聞くと、先ほどに続く道を行けば「奥の院」だと言う。
ウドンをすすりながら100円地図を眺めて現在地を探ると、「米山」の売店だというのがわかった。
ウドンをすすり終わって、先程のコンクリ製の堂の所へ行くとトッツアンが居たので、「これは何の施設でっか?」と聞いてみると、「「奥の院」へ上がれない人のための仮堂(遙拝所)だ。」と教えてくれ、どうりで堂には何の看板も掛かってないわけだ。
それにしても、それならそうと説明書きが有っても良いのになぁ・・初めて来る者には、何かのアヤシイ宗教施設かと思いまっせぇ。
ネットでも、これが「遙拝所だ」という説明をしているのを見なかったような気がする。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「産安」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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