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遍路日 2011.12.9 掲載日 2013.1.6
隼山より遍路道を下りて行くと、牧場が有り牛さんが居ました。
牛さん達もσ(*_*)らに気付いて、興味深そうに眺めており、アホ犬と違い、吠えながら駆け寄って来ないだけ、まだ安心感がある。
所々で、海が見える遍路道をテクテク・・・
車道の途中に遍路標識が有り、下へ向かって降りる階段を行き、そこからは車道をショートカットしながら、ほぼ一直線に麓へ下ります。
再び車道を横切り、二つ目のショートカットをして、「坂手」集落に入りました。
「荒神社」付近に小豆島88箇所霊場の3番札所「観音寺」が有り、階段脇に生えてる木の紅葉がなかなか良い。
3番「観音寺」境内にはだれも居ません・・と思ってたが、荷物を置いて休んでる時に松の植え込みで白い何かが動いてます。
最初は小鳥かな?・・と思ったが、植え込みの陰でバサマが草を丁寧に取ってましたが、ちなみに越後屋は「観音寺」を出る時まで、人が居た事に気付きまへんでした。
気配を消す事ができるバサマも、なかなか大したもんですなぁ、さぞかし世に隠れた武芸を心得た者と思われ・・ん?・・そんな事、ないわなぁ・・・。
ここで昼食として持ってきた「おでんパック」と魚肉ソーセージを食べ、わびしい食事ですなぁ(^O^)
でも、これが行程中に食堂が有るかどうか、わからん所へ行く時には、一番適している食料品て、汁が入ってるので、水気は有るし・・・それなりの固形物も入ってるし・・・封を切らねば、けっこう賞味期限が長いし・・そんなに重くないし・・・・幸いに食堂が有ったら、そこで食事して、「おでんパック」を食べなければ良いし・・・
ちなみに、中国・韓国製の食品は安くても絶対に買わず、何が入ってるのか、わからずオトロシくて・・・
日陰で食事したので寒く、日当たりの良い鐘楼へ移動し、そこからの瀬戸内風景を展望していると、野良犬が3匹、下の石垣の所へ遊びに来ました。
こっちへ来なければええが・・と思ってたら、犬の方もこっちを見たので、ギクッ!!・・・
しかし、犬の方も相手を選ぶ権利が有り、小汚いジジイと関わり合いにならん方が良いと思ったのか、遊びながら向こうへ行ってくれました。
吠えながら来たら、どうしょうかと思ったでぇ、今まで、そおいう事が有ったもんだから・・・。
鐘楼の横木に座って、日向ぼっこしながら瀬戸の海を眺めると、大型巡視船が沖で漂泊してます。
今頃は巡視船内で何をしているのかなぁ・・船の昼食は11時なので、もう終わったでしょう。
ここから見る瀬戸の展望は、「瀬戸の花嫁」の歌詞風景にふさわしく、小さく口ずさみながら、還らぬ昔を思い出しながら、しばし巡視船を眺めていました。
瀬戸は日暮れて(まだ昼だったが)夕波小波・・・
段々畑と(無かったが高台に有るので)さよならするのよ・・
岬まわるの小さな船が・・島から島へと・・(うん、そんな情景だった)
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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