HOME > 紀行文「目次」 > 五島列島・教会巡り「目次」と「地図」 > 10 嵯峨島探訪
2018/5/31 旅行
嵯峨島で観光ポイントが有るかなぁ・・と下調べした時、「アコウの樹」が候補の一つに上がっており、どんな樹かしらないけれど、写真を見ると根が張りめぐされてる感じらしい。
嵯峨島教会から千畳敷へ行く途中で、漁港の隅っこ方面へ行く案内があり、正直言うと大した事は無いと思ってました。
しかし実際に現地へ行ってみると、おぉぉ・・・確かに崖肌から根が垂れ下がっており、、なかなか見事ですなぁ。
根が複雑に絡みあっているのが、なんとも言えない芸術的で始めて見ました。
嵯峨島漁港に沿って家並みを通り、千畳敷へ行く途中に、白百合の群生が有り、作っているのでしょうか、それとも自然に生えたのでしょうか。
それにしても清楚な白百合がマリア様を象徴しているそうで、また季節的にちょうど咲く時期で、見れて良かったと思う。
坂道を上がった所にトイレが有り、そこで道が二手に分かれています。
天気が良かったら女岳方面へ一周する遊歩道が有るので歩くつもりでしたが、なんせ小雨模様なのでヤンピしました。
千畳敷は岩が積み重なった縞模様を見せており、雨が降っているので下まで降りませんでした。
嵯峨島を下調べした時に、町の中に「がらん様」というスポットが有るらしい。
ネットの写真では、ポツンと細い石仏らしい物が奉ってあり、あんまり大した事が無さそうでしたが、そこの説明文に「がらん様は平家の落ち武者の墓であると語り継がれ、落人の骨と一緒に鎧や兜も埋められていると言い伝えられています」と書いてあります。
へえぇぇ・・・五島列島の小島である嵯峨島まで、平家が逃れ落ちて来たのか・・そりゃあぁ~ぜひとも拝見して世に伝えなくちゃあぁ。
で・・雨の中を町の中をウロつきましたが、なんせ簡単な観光地図しか持ってなく、細い道も有るのでわかりません。
道端に祠があり、ほほおぉぉ・・隠れキリシタンの島に地蔵さんが奉ってあるのも珍しいなぁと思い、中を見ると猫が雨宿りしてます。
おっ・・写真題材に良いなぁ・・と思ってカメラを向けると、猫が迷惑そうな顔して下へ降りてどこかへ行っちまい、シャイな猫ですなぁ。
その付近をウロウロしてると、どうも先程の祠が「がらん様」のような気がするが、中には新しい地蔵さんが二体入っており、ネット写真とは違います。
しかし雰囲気・大きさ等から、これが「がらん様」だと思うが、だれか知っている人が居たら教えてね。
付近に有る「嵯峨島小中学校」を見て、港へ帰りました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アヴェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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