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野崎島、五島列島 2018/6/2 旅行


小値賀島より野崎島への船旅

野崎島への計画

 五島列島・教会巡りを計画した当初は、野崎島を計画から外してました。鯨賓館ミュージアム、中通島、五島列島

 なんせ中通島より小値賀島経由でないと野崎島へ行けないらしい。

 ただでさえも五島列島をウロつくには船に乗ってあちこち移動しなければならず、時間的にもロスが有ります。

 どうせ野崎島には、教会と廃校が見る程度で、特に見るべき物は無いと思ってたのです。鯨賓館ミュージアム・内部、中通島、五島列島

 それが調べていると、あまりにも野崎島の記事が多く、教会が世界遺産になるとか・・だれも住んでない無人島だとか・・野生の鹿が居るとか・・何となく魅力が有る島のよおです。

 ほほおぉぉ・・鹿なんて奈良の寺でしか見れないと思ってたのだが、野生のシカが見れるらしい。

 ふう~むぅ、せっかく五島列島へ行き、そおいう滅多に行く事が出来ない島へ行くのも、冥途の土産に良いだろうと思って計画に入れました。小値賀島行きフェリー・有川港、中通島、五島列島

 で・・中通島の有川港を、朝早く7時頃出るフェリーに乗って小値賀島へ行かないと、野崎島へ行く船に乗れないのです。

 「鯨賓館ミュージアム」の中が切符売り場で、天井には大きな鯨の模型と骨格が展示されており、ここは昔、鯨を捕るとか何か関係が有る場所だったのでしょうか。

小値賀島にて

 小値賀港ターミナル・小値賀島、五島列島    野崎島上陸許可証と切符    小値賀島岸壁、五島列島
離島待合室、小値賀島、五島列島
 有川港より小値賀島へは1時間ほどで着き、野崎島へ渡る手付きを「小値賀島ターミナル」の観光案内兼売場ですると、昨日のうちに予約電話をしておいたので、直ぐに手続きをして首から掛ける立入許可書のようなタグイの札をくれました。

 野崎島へ渡るには、船の定員の関係も有って、前もって予約しなければアカンらしいです。

 教えられた船乗り場の待合室へ行くと、自分のような物好きな者だけかと思ってたら、すでに10人位ウロついて待っており、テレビクルーも3人も居た。野崎島行きフェリー、小値賀島、五島列島

 へえぇぇ~・・・思ったよりも野崎島へ行く人が多いのだなぁ、有川からの船の人は来なかったので、きっとこの人達は小値賀島で宿泊したのでしょう。

 ちなみに「小値賀」と書いて「おじか」と読むらしく、わたしゃ「こねが」かと思ってた。

 野崎島へ渡る船は、フェリーと言うよりも遊漁船に毛が生えた程度の大きさの船で、シーズンの時とか、もっと野崎島が有名になって人が来るようになったら、定員オーバーの可能性もあるので予約も必要でしょう。

野崎島へ

野崎島行きフェリー船内 野崎島、沖ノ神島神社 野崎島、沖ノ神島神社、パンフレット写真より

 後甲板で写真を撮ってると、船員がわざわざ来て耳元で「あれが野崎島だ」とか、「山の上に神社があり後ろに石がある」と一人一人に言いに来てくれました。テレビスタッフ。野崎島行きフェリー内

 へえぇぇ・・親切な船ですねぇ、わざわざ客の所へ来て案内説明してくれるなんて・・・今まで数多くの船に乗った事が有るけれど、わざわざ船員が客に説明に来てくれた船なんて有っただろうか。

 ちなみに船員が教えてくれた「沖の神島神社」は山頂付近で小さく、しかも逆光だったので写真に撮れず、帰りに撮ろうと思い撮らなかったけれど、帰りの船は島を一周するような感じで反対方向を走ったので撮れず、惜しい事をした。

 そのため「沖ノ神島神社」の写真は、パンフレットの写真を拝借しましたが、神社の後ろに「王位石」という、何で出来たのか.不明な巨石が有るらしい。

    六島、五島列島

 途中で近くの島に寄りかかったが、防波堤で手を振る人が居たので、そのまま船は野崎島への元進路に戻りました。

 船員に聞くと「六島」と言って、元は島に五人住んでいたが今は3人だけ住んでおり、岸壁で手を振ると船に用が無いという合図らしい。

 へえぇぇ・・今時、そおいう島も有るのだ。

野崎島・火山火口跡、フェリーより、五島列島 野崎島、フェリーより、五島列島
     野崎島・集落跡、フェリーより、五島列島
     野崎島・野首海岸と教会、フェリーより、五島列島
     野崎島・港1、フェリーより、五島列島
野崎島・港2、フェリーより、五島列島 野崎島・港3、フェリーより、五島列島


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アヴェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。



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