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2018/6/3 旅行
「仲知教会」は近代的な大きな建物でした。
ステンドグラスは、各窓毎に聖書物語を題材にしており、それが余りにも素晴らしく見応えが有り過ぎたので、無意識に写真を撮っちまいました。
すみません、罪を犯しました・・撮っゃいけないのに撮っちゃって・・・しかもHPに載せて公開までしちまい・・ほんとに、すみません。
訪問した人が記念に名前を書く「訪問帳」に、絵葉書大のラミネートされた「仲知教会」の写真が「しおり」として挟んでありました。
今まで巡って来た教会にも「訪問帳」は有りましたが、このような「しおり」は挟んでなかったように思い、「仲知教会」の風景と共に手を合わせてる写真が教会へ来た・・という感じがして良いと思う。
敷地のマリア様は「ファチマの聖母と羊飼い」だと看板に書いてあり、ポルトガル「ファチマ村」で3人の子供達に6か月ほど毎月13日正午にマリア様が現れたそうな。
中通島の最北端「米山教会」の敷地入口には、髭を生やしたオッチャンが手を上げてます。
イエスにしては、失礼ながらあんまり上品そうな顔してねぇなぁ・・と思って台座を見ると「アンドレアはすぐに父と網をそこにのこしてイエズスに従った」と書いてあります。
おぉぉ・・そお言えば聖書に、イエスが湖の畔で漁をしていた兄弟に「弟子になれ」と声を掛けると、アッサリと網を投げ捨ててイエスに従った・・という箇所が有ったが、この人がそうなのかな。
聖書でその箇所を読んだ時には、なんともはや疑いもせずに単純にも、すぐに付いて行ったもんだと思ったもんです。
これに関連して、ずうっ~と以前に尺八を携えて四国遍路していた時、「本等の仏教」を教えてくれた庵の坊さんと話をした事があります。
その時に見込まれたよおで、暗に「弟子になれ」と言われたのですが、まだ俗世に、もんのすごく未練が有り過ぎたので断りましたが、とても聖書に書いてある人のようにアッサリと付いて行けないと思った。
教会内へ入ると入口後に「最後の晩餐」の作品が飾ってあり、すみません、また自分は罪ほ犯して写真を撮っちまいました。
スタンプと一緒に置いて有る「訪問帳」ノートに、小さい「しおり」が挟まっており、一枚持っていって良いと書いてあります。
書いて説明するのは難しいが、見れば単純な物で、小さい写真に磁石を貼り付けて、その間に頁を挟む構造で、単純ながらもアイデア作品で、特許を取れば良いと思うほどでした。
小さい写真は「米山教会」と「マリア様」が一対で、挟んだ紙に俳句が書いてあります。
「鐘の音に うた声ひびく 教会堂(かみのいえ) 作・シスター」
「母マリア すべての人に やすらぎを 作・シスター」 五島最北端の米山教会
良い記念品だと思って「しおり」を頂きました、ありがとうございます。
案内看板に「野崎島」が見えると書いて有り、ホンマに見えました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アヴェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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