HOME > 紀行文「目次」 > 五島列島・教会巡り「目次」と「地図」 > 29 海の星聖母
2018/6/3旅行
「青方教会」は住宅街に有る大きな教会で、階段を上がった玄関の入口には、「マリア・イエス・ヨセフ」の三人像が立っています。
ご存じかもしれませんが、マリアさんの結婚相手を決める時、何人かの候補者が居たらしく、ヨセフさんは「ワシ、年寄だから・・」と遠慮したらしいんですが、「いいから、そこに立ってろ、枯れ木も山のニギワイじゃ」と言われて候補者と一緒に立ってたそおです。
そいでマリアさんが来た時、候補者が持つ杖に花が咲いた人がマリアさんの結婚相手になる決まりだったよおで、ヨセフさんがどんな手品を使ったのかわからんが、持っていた杖に花が咲いたらしい。
そお言えば、このヨセフ像は杖を持っていないが、花を持ってますなぁ。
ヨセフさんはマリアが処女受胎したのを知った時はビックリして、そりゃあぁ~何とか真剣に離婚しようと思ったでしょう。
しかし、そこは・・ほれ・・天使さんが表れて、うまい事を言われちゃって、そうかなぁ・・と思って離婚しなかったよおですが、凡人には神様のやる事がよぉ~わかりまへんなぁ。
入り江の高台に「大曾教会」があり、最初はどこからそこまで行くのかと思いましたが、車一台幅の坂道を上がって行き、途中で車が上から降りて来たら、どぉしょうかと思ったが幸い来ませんでした。
珍しくレンガ造りの教会で時代を感じさせ、玄関前には白いエラそうな人が手を広げて立っています。
教会の敷地は狭く、車がやっと一台回転できる広さで、兄弟と思われる小さい男の子が二人遊んでました。
大きい子が小さい子の面倒をよくみており、やがて手をひいて側の崖を上がり始め、仲が良い兄弟ですねぇ。
「跡次教会」は高台に有り、教会から見える海には「上五島国家石油備蓄基地」と、先程行った「大曾教会」が小さく見えます。
「海の星聖母」と名付けたマリアさんが立っており、「ルルドの聖母」等と、どこが違うのかわからず、たぶんカッコイイ名前を適当に付けたのだろおと思いました、すみません。
これを書いてる時にネットで調べると「海の星聖母」というのが、ちゃんと有るよおで、簡単に言うと、船が天文航法する際に北極星や小熊座を頼りにするように、「海の星聖母」は信仰をガイドするという意味らしい・・・違うかなぁ。
話は少し変わって、同僚の子供さんが通ってた保育園の名前が「海の星保育園」で、キリスト関係でした。
宗旨なんて、どおでも良かったので、自分とこの子供も同じ保育園に入れましたが、お遊戯会のイエス誕生劇では「馬小屋の主人」役を演じてました。
しかも次のセリフを言う子供が、なかなかセリフを言わないので、二回も同じセリフを言っちまうような、マジメで責任感の有る子でした。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アヴェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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