HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) > 14 晩秋
中禅寺湖ハイキングコース(南岸)地図 (pdf)
旅行日 2015.11.12掲載日 2015.12.20
最後の別荘?付近までは道幅が広かったのですが、それを過ぎると道が細くなります。
「半月峠」の分岐点の標識が有り、この辺を「狸窪(むじなくぼ)」と言うらしく、この付近は、まだ道がしっかりしていて分かり易かった。
細く突き出た「八丁出島」を越えると、砂浜が見えます。
中禅寺湖へ来て、湖の岸に砂浜が有るとは思わず、なんせ山奥なので、もっとゴツゴツした岩の有る風景だと思ってました。
その先にもいくつかの砂浜があり、男体山が望めましたが、昨日と違い雲がかかっおり、昨日のように晴天だったらなぁ・・・
やがて「阿世潟」の分岐点に来て、ここは間違わないように親切にも二つの標識が有りました。
「中禅寺湖ハイキングコース(南岸)」地図には「林が広がり道がわかりにくいが、赤い杭を目印に進む」と書いてあります。
ホンマに林一面に枯葉が溜まっており、良く似た色の「赤い杭」は探しずらかったが、それでも何とか道らしい雰囲気の所に設置されてます。
しかしこの「赤い杭」を見つけれなかったら、迷子になるじゃろなぁ・・もっとも遊歩道は中禅寺湖畔に沿ってるので、それほど間違わないと思うが・・・
人の気配が全く無い静寂な林の中を、深く積もった枯葉を踏みしめながら歩くと「サクッ・サクッ・サクッ・・・」という歩く足音だけが聞こえます。
だれか枯葉を掃除してくれ・・と言っても、これだけの量は無理だろなぁ。
今は晩秋で、木の葉がほとんど落ちてますが、春や夏の時は、どんな状態なのだろうか?、やっぱり落ち葉が溜まったままの状態なのでしょうか。 でも、新緑や紅葉の時に来ると、キレイでしょうねぇ。
先程から遠くに見えていた岬付近の小さい島影が、だいぶ近づくと、「中禅寺湖ハイキングコース(南岸)」地図の注意書きに「崖沿いの道注意」と書いてあります。
確かに細い道で枯葉が積もっており、崖の箇所は滑りやすかった。
小島が近くに見える頃、初めて針葉樹の緑色が目に入り、今まで枯葉の赤茶けた景色だけだったのに、この緑色は、もんのすごく新鮮な色に見えました。
小島は「上野島(こおずけじま)」と言うらしく、壊れかけたベンチが有り一休み。
看板の説明を読むと、水位が低い時には渡れるらしく、単なる島かと思ってましたが、何とか上人の骨が埋まってる墓所で霊場らしい。
見ていると「上野島」に小舟が近づき測量でもやってるのか、何かしており、話し声も聞こえましたが、そのうちに、どこかへ行ってしまいました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アブェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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