伊勢神宮の近くに「おはらい町・おかげ横丁」ちゅうのが有り、早い話が土産物屋の連なりで、まだ朝が早いので団体客が居なく、通りは人がまばらです。
店をヒヤカし歩く時に人が少ないと、客引きに捕まっちまった時、気が弱いので何か買わなんとアカンのじゃねえかと思っちゃうので、ある程度は混雑してる方がいいんじゃがなぁ。
町をサラッと一回り散策して「おかげ横丁」に明治時代風の肉屋が有り、1個70円のコロッケを買って店の椅子に座って食べました。
机には醤油とソースも置いてあり、出来たてのアツアツは、なかなか美味しいでんなぁ。
コロッケを食べていると、それまで閑散としていた店に、若い男衆のグループがドッと店に入り込んで次々に注文をします。
ワシらが店の中で食べてる姿を見て、「あっ、ワイラも食おう」ちゅうな感じで、店のサクラになった感じです。(^O^)
食べ終わって通りに出てから
「次に、ここの名物だと言われる「赤福」の「ぜんざい」を食べよう。」
「えっ・・そんなモン食べるがけぇ・・(方言で不満そうに)」
「ここの「赤福」で絶対に「ぜんざい」食わないと、何のために伊勢神宮へ来たのか、わからん位に有名なんじゃ・・とインターネットに書いてあった。(^O^)
ワシらも話しの種に食べて、たまには人並みのゼイタクをしてみようじゃねぇか。」
「「ぜんざい」程度が、人並みのゼイタクか・・」
「あたりまえじゃ・・何言っとるんじゃ。コロッケも食べれたし、こんなゼイタクな事は、正月と祭りが一緒に来た時だけじゃ。
これからの老い先短い生涯で、こんなゼイタクする事は、二度とできんのじゃぞ。 お伊勢様に感謝しねえと。」
「赤福」店内の縁台に座り、注文台でヒマそうにしていたネーチャンが注文を聞きに来ます。
「ぜんざい」には餅が二つ入っており、餅が幾つ入っとるか心配しとったんだが、これを見て安心し、しかも珍しくも餅に焦げ目が付いてるじゃありまへんか、さすが伝統の名物。
ホントは「赤福」というお菓子も名物らしく、土産に買いたかったのですが、賞味期限が3日間だけなので、期限を過ぎてから家に帰るので止めときました。
次いで「おかげ横町」の通りをフラ付いてると「トン串(だったかな?)」の写真が店前に飾って有り、写真を見るといかにも美味そうです。
この「おはらい町・おかげ横丁」で食べた物は、だいたい量・味・値段的にも満足していたので、この「トン串」も食いたいという色気が出たので注文しました。
これで正月・祭り・・それプラス何かの祝い事が重なった感じじゃな。 !(^^)! ワア~ィ
で・・・出来た物を手渡されると・・・細串の周りに人差指程度の大きさの揚げ物が、恥ずかしそうに刺さっております。
何?・・この細い串に連なってる物は?・・・おいおい、これで1本250円も取るかい?
串を見て思わず越後屋と顔を見合わせ、店員に聞こえたらカワイソーだと思ったので、苦笑いしながら小さい声でコソコソと・・
「ホンマに、これ・・トン串か?、細い串にオマケちゅう感じで、何かチラッと付属しとるような気がするが・・・」
「そおらしい・・・」
確かに揚げ立てでアツアツだったが、とても味わう所までは行かず、油で揚げた物を何か食ったなぁ・・という感じで終わっちまった。
スーパーで売ってる1本70円の焼き鳥の串よりもさらに小さく、どう見ても100円でも高く、これはボッタクリやでぇ。
店には写真だけ飾ってあり、他の店のように現物を置いてない理由が、よぉ~わかった。
この「トン串」の現物を店先に置いて250円という値段が付いてたら、果たして何人が買うじゃろう。
その写真もポスターになってますがトン串と比較する物が無く、人を疑う事を知らない田舎モンだから、素直にきっとそれなりの大きさだろおと勝手に錯覚しちまいます。
こんな事なら、他の店のように現物を店前に置いてある「サザエ焼き」やら「何とか焼き」等という、エタイの知れんモンの方が良かったなぁ。
別に商売のジャマするわけじゃねえけれど、写真だけで現物を置いてない店には注意しなせぇ。
写真で見た想像の大きさと、現物の大きさとの差が余りにも違い過ぎて、その場で気絶して倒れねぇよおにね。(^O^)
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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