HOME > 紀行文「目次」 > 熊野古道「目次」・紀伊路 > 2 黒竹の里
(高家王子・内ノ畑王子・弘法井戸・西の馬留王子・爪書き地蔵・沓掛王子・金魚茶屋跡)
H17.4.18 UP
JR内原駅より、熊野古道・紀伊路を歩き始めて「高家王子」へ向かいました。
「高家王子」は川沿いのこんもりと木が茂ってる神社で、橋の付近で出会った散歩中のジサマがキチッと拝殿で礼をしています。
トシヨリは信仰心が厚いというか、戦時中のシツケが行き届いた結果のスリコミ現象なのか、神社や寺の前を通るだけでも帽子を取って頭下げたり、手を合わせたりする姿をよぉ~見ます。
σ(*_*)は、そんな事よりスタンプが置いて有る方を心配しとったのですが、ここら辺の王子は置いて無いよおです。 楽しみにしてたのに・・・
それから川沿いの道を歩いてると、なんの変哲も無いような所に「内ノ畑王子」が山際の道端に有ります。
「なめら橋」を渡って歩いてると、飼い主に連れられて前を歩いてる犬がワシらを見つけ、気になるのか何度も振り返りますが、その都度飼い主に引っ張られて犬は立ち止まるヒマがありまへん。
吠えるつもりだったのか、シッポ振るつもりだったのか、わからんが・・・とにかく犬を相手に、いらん心配せんで良かった。
途中に「弘法井戸」というのが有りましたが、付近は地元の人の駐車場になっており、井戸もどの辺に有るかわからんかった。
たぶん車の後ろにポリバケツが有った、その付近に井戸が有ったんやろおなぁ・・と思う。
「光明寺」の階段で一休みしてると、「黒竹の里」と書いた提灯が下がってる近くの民家からジサマが軽トラを出しています。
見ていると狭い道で片方は崖なのに、よぉ~うまい事、車を入れたり出したりするなぁ・・・
出発して車道に出ると「西の馬留王子」で石碑のみが有り、再びテクテク・・・
広い車道から下へ降りる道の所に「爪書き地蔵」というのがあり、水を掛けると地蔵さんが浮き出ると書いてありましたが、水を掛けなくても、それらしいモンは見えました。
「沓掛王子」は車道脇の高台にあり、車道から眺めただけで、いかにも「はい、ここにはスタンプは有りまへんでぇ~」と書いてあるように草が生えてるだけのようなので、わざわざ上がって確認しませんでした。
そこからはもっと細い道を歩き、「金魚茶屋跡」と書いてある看板付近には小川が流れており、「昔はこの小川に金魚を放して涼情を出した」と書いてあります。
今も放しているのかと思い、探したけど金魚は居ませんでしたが、確かに金魚を放しておけば風流な小川で涼情は出るでしょう、考えた人はカシコイなぁ。
ここの「金魚茶後」休息所は、これまた地元産の黒竹を使ってあり風情が有ります。
この休息所には自販機が有りますが、それよりもトイレが有るはずたけど・・・金魚放したという小川を隔てて近代的な建物が有り、それがトイレかと思ったら、そおでもなく「ギャラリー」と書いてあった。
トイレがなかったので諦めて歩き始めると、すぐの所に立派なトイレが有り、「金魚茶屋跡」休息所からは木陰で見えなかったのね。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八曲「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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