HOME > 紀行文「目次」 > 熊野古道「目次」・紀伊路 > 3 峠 (小峠・大峠)
H17.4.23 UP
金魚茶屋跡から少し行くと「題目板碑」というのがあり、付近に墓石みたいな石柱が立っており、よぉ~知りまへんが、説明看板には徳川吉宗が何かしたとかで、近くの寺跡から引っこ抜いてきたらしい石碑と書いてありました。
熊野古道・紀伊路の「小峠」へ向かって歩いて行くと、石畳の登り口に「古道の中では現存する石畳の最長の長さ」と書いてあり、登り道は想像していた通りの坂道で「小峠」でやや平らになります。
この「小峠」には「熊野古道」と書いた提灯の壊れたのがぶら下がっており、これは、これでまた風情がありますが、チヨッと下の方が破けていたのが、残念だった。
その付近に馬頭観音の小さい石仏が、木の下に有ったけど、普通の人はあんまり気付かんやろおなぁ。
「大峠」へ行く途中の道に軽トラが1台、こちら向きに止まってます。
こんな九十九折りの細い山道を、よぉ~ここまで下りて来たきたなぁ・・・付近に広い道が有るんかなぁ・・帰りはどおするんやろ?。
ここからバックしてUターンする場所も無いでぇ・・麓の「金魚茶屋跡」まで行くにしても、けっこう細い山道でーブが有り、道から外れて山下へ転がり落ちる可能性の方が大きいけど・・。
いらん心配しながら歩きましたが、どうも軽トラは無理して山頂から降りて来て、帰るに帰れなくなっちまい、そのまま放棄しちゃったような気がします。
まだそんなに古くない軽トラだったし最近の事なんだろうけれど、熊野古道が世界遺産になったんだから何とかしといた方がいいと思う。
「大峠」は木々が茂る所かと思ってたら、今までの山道と違って広く開けた草むらになっており、昔はこの広い草原になってる所付近に茶店があったらしい。
ホンマに茶屋でも有れば弁当でも食べるのに良い場所なんだけど、残念ながら日陰になる場所にはベンチが有りません。
日はカンカン照りで暑く、わざわざ遠くの木の下へ行くのも面倒なので、もう少し先で昼食を食べる事にしました。
大峠を少し降りた所に何かの史跡跡らしいのが有りましたが、腹が減っていたのと、疲れて早くどこかで休みたい感情が複雑に交差し、看板だけ読んで先へ行きました。
もっとも道端から地蔵さんが木の下に見えたのでデジカメで撮りましたが、たぶんあれが尋ね人に効く「痔の地蔵」さんでっしゃろおなぁ。
名前からして「痔」の病に、もんのすごく効くかもしれず、人知れず悩み苦しんでるトッツアン。 喜べ !(^^)!
んがぁ~、しかし、この地蔵さんはその病に効くかどおかは別として、その他に行方不明者を捜すご利益があるらしいです。
たぶん別名「縛られ地蔵」と言う、云われが有るからでしょう。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八曲「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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