2011.4.14旅行 2012.3.24掲載
「西浜」で国道と交流した、川の道沿いで一休み。
休んでいると道端の家から犬が吠え始めたが、そのうち飽きて来るじゃろおと思って場所を移動せずに、そのまま吠えさせておいたが、なかなか吠えるの止めなく、家の人もヤカマシイじゃろなぁ。
岬の方を見ると、海沿いの国道から少しづつ高度を上げて離れて行く別の道が見え、山肌斜面が落石防止対策の補修をしてあるようです。
出発して、その国道から離れて行く砂利道の坂道を上がり、昔の熊野古道・大辺路だと思うが砂利道のままというのも珍しい。
このまま砂利道を上がって大串峠へ行くのかと思ったら、途中の山側に「大辺路」の看板と山道に入る階段が有り、それからは、それなりの急坂をヒーコラ・・・
大串峠へ行く途中の尾根付近で、広い場所に出ると枯れた草地のような場所になっており、幅広の坂道を上ります。
この付近の「熊野古道・大辺路」看板は、杭だけが残っており看板は下へ落ちてます。
たぶん海に近いので潮風により、杭に打ち付けた釘が錆ちまい、看板が外れて落ちちゃうんでしょうなぁ。
大串峠への道方向が見つけにくいが、勘で杭と看板を確認しながら行きました。
ゆるやかな坂道を上がると観音さんがポツンと立っており、それほど汚れていなく、石材屋さんが作りたてでホヤホヤの新しいのを持ってきた感じです。
観音さんは海に向かって立っているので、最初は海難慰霊の観音さん?・・と思い、台座等を見ましたが建立主旨が書いてなく、普通ならば、「慈悲」とか「慰霊」とか刻むのですが、お決まりの「世界平和」なのでしょうか?
そいでもって、こおいうのを建てる人は、たいてい自分の名前とか所属団体を、これ見よがしに刻むものだけれど、そおいうのは一切なく、建立主旨や設置者もわかりまへん。
これだけの観音さんだと、1万や10万程度のハシタ金では出来ないと思うが・・・だれか知っていたら教えてね。
観音さんから見下ろす風景は枯れ草が茂り、今は使われていない造成地が目一杯に広がっており、荒れている広大なる造成地には、どんな歴史があったのでしょうか。
もったいないなぁ・・・都会地にこれだけの広さの土地が有ったら、かなりの住宅アパートや工場団地が出来るじゃろにぃ。
観音さんの周りを一回りしても何もメボシイ物が無く、付近に続いてる砂利道に大辺路の看板が有ったので、越後屋はそのまま砂利道を歩いて行きます。
ふと、右横の草地に鉄板を敷いて有り、何でこんな所に鉄板を敷いてるのじゃろ?。
造成地を造った時に重機でも入る所だっのかな?と思いながら、越後屋の後を追い掛けて行こうとした時に、鉄板の横に杭があるのが見えました。
今までも杭だけの箇所が有ったので、ヒョッして・・と思い、杭を確かめると、チッコイ矢印と「大辺路」の看板が下に落ちてます。
あちゃあぁぁ・・これに気付かなかったら完全に迷ったじゃろなぁ・・大声で越後屋を呼び戻しました。
そのまま知らなかった事にして別々に分かれて、それぞれ幸せな老後の道を歩んでも良かったんだけれど・・・
草地の中を通る道を進むと、やがて山道に入り「大串峠」と言うそうな。
前を歩いてた越後屋が、落ちていたパンフレットを拾いましたが、できれば、もおチット金目の物を拾ってくれた方が良いのだが・・。
パンフレットはまだ新しく、夜露等に濡れていないので、最近ここを通った人が落としたのだと思い、たぶん「和深川口」のノートに書いてあった、昨日通った人の可能性が高い。
ところで単なるパンフレットだったら、落とし主も諦めがつくでしょうが、このパンフレットはσ(*_*)がダウンロードしたのと違って、正式なスタンプ押印帳も兼ねている物でした。
しかも一番最初の熊野古道・大辺路「草堂寺」から、この先の「地主神社」まで4つのスタンプが既に押してあり、落とした人は残念じゃろなぁ・・せっかく楽しみながらスタンプを押印してきたのにぃ。
四国88カ所で例えれば、納経帳を70番目付近まで作ったのに、途中で落としたのと同じ気分だと思う。
「どうする」 と聞かれたが、人様の物を持って行くわけにもいかず、どうしょうもないので、そのまま道の横に置いておきましたが、今思うと持ち帰って、どこかのゴミ箱にでも捨てた方が良かったかもしれん。
これを読まれてる人ならば、どうしましたか?
生コン工場が木陰にチラチラ見える所まで来ると急坂になり、最後の下りは崖を下るような感じです。
この箇所はロープが張ってあり、さすがに危険を感じ、今まではデジンメをいつでも撮れるように手に持っていたたのですが、ポケットにしまって両手を使えるようにしました。
生コン工場敷地を、別に咎められる事も無く、生コン車に追い立てられる事も無く、無事に通り過ぎて国道に出ました。
今日の目的地である「周参見」へ向かって、海岸沿いの熊野古道・大辺路をテクテク・・・
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「惜別の唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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