HOME > 紀行文「目次」 > 「佐渡の隠れた魅力ポイント」地図と目次 > 3 「願」遊歩道
旅行日 2017/6/26 2017/12/8 UP
ついでに寄った「佐渡の木造校舎」30校
「願」~「二つ亀」~「弾崎」まで約6kmの遊歩道が有りますが、これを全部歩いたというのをネットで検索しても、あまり見つかりません。
観光パンフレットにも紹介記事が無いよおで、この遊歩道の存在はあまり知られていなく、σ(*_*)に言わせるとこの場所が「佐渡でお勧めする、人に知られていない魅力ポイント」の一つです。
それほど魅力的ポイントなのに、何故あまり人が行かない遊歩道なのか・・それは、ハッキリ言って交通の便が悪いからです。
観光で佐渡で来る人は、たいてい車で移動していると思い、「弾崎」~「大野亀」間のバスは、日に4便しかなく、このバス利用をして遊歩道巡りをしないと難しいのです。
バスを利用しないのならば、同じ遊歩道を往復して戻るか、県道45号線を通り一周して元に戻るしかありません。
もっとも距離的に中間点の「二つ亀(バス停有り)」でヤンピする方法もありますが・・・。
σ(*_*)は「弾崎」に車を置き、1320発のバスに乗って「大野亀」まで行き「願」~「二つ亀」~「弾崎」遊歩道を約2時間かけて、ゆっくり歩きました。
弾崎灯台付近に有る「藻浦入口」バス停は「両津」方向への一つしか設置されていなく、「大野亀」方向は有りませんでした。
なので、反対方向ではあるがバスは気づいてくれるだろおと思って待っていると、バスが来たので手を挙げて合図すると、運転手は「藻浦」方向へ行く道の入口を指さして、そこで止まります。
車内には2人のオババが乗っているだけで、一人は「藻浦」で降り、もう一人は「願」まで行ったよおで、σ(*_*)は「大野亀」で降りました。
ちょぅど小雨が降っており、ホンマは天気の良い日に歩きたかったのですが、そのうちに雨も止むだろおと思って、雨衣と傘をさして「願」集落に向かうと、遠くに「二つ亀」の島影が雨に煙っています。
「願」集落を抜け、海岸沿いの道を歩いて行くと細いコンクリ道になり、ちなみに遊歩道は、ほとんど海岸端を通っており、迷う道ではありません。
振り返ると「大野亀」が雨に煙っています。
この付近に「賽の河原」が有ったはずだがなぁ・・と思いながら歩いていると、岩窪の所に白杭が有り、あっ・・有った!!。
でも以前来た時は、こんな感じだったかなぁ・・?
ちなみに先を歩いてた越後屋は、この白杭に気付かずに、トットと先を歩いていたので呼び戻しました。
しかし白杭を読んでみると「賽の河原」と一言も書いてなく、カスレた字で「佐渡四番 施願観音・入口」と書いてあります。
こんなの以前に有ったかなぁ・・と思いながら洞窟に入ると祠が有り、最近宣伝し始めた「佐渡四国88箇所」かと思ったら、どおやら「佐渡西国33箇所」札所のよおです。
すんません、写真には「佐渡四国」と書いちまいました。
しばらく歩くと「賽の河原」が有り・・・うんうん、こんな感じだった。
この遊歩道にある「願・賽の河原」は、テレビドラマの殺人事件のワンシーンによく使われ、犯人がザンゲしたり涙を流して回想する所なので、観光客もここまでは良く来るよおです。
洞窟付近や付近の岩には、以前には無かったミニ地蔵があちこちに置いてあります。
洞窟内も石仏が多くなったような気がするなぁ・・・もおチット地味にした方が味わいが有るんと思うが・・。
「賽の河原」まで来る人が居ますが、たいてい、ここで引き返しちゃうんですねぇ。
ここから先も佐渡の荒々しい海岸風景が見られるのですが・・
崩れ落ちた岩を利用した自然の石階段が一部有りますので、ハイヒールとかは履き替えた方が良く、ここら付近で引き返す人も多いよおです。
「二つ亀」付近まで来ると、遊歩道脇には「岩百合」が咲いてました。
佐渡は「カンゾウ」という、黄色の百合に似た花が「大野亀」一面に咲くのが有名ですが、実はこの「岩百合」もけっこう咲いていますが、「カンゾウ」の方が有名になっちゃてる。
σ(*_*)が来た時には時期的に少し遅く、「カンゾウ」の花はやや枯れ始めていました。
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佐渡紀行をした時には、同時に「佐渡の木造校舎」も訪れましたので、そちらも参照していただければ幸いです。
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