HOME > 紀行文「目次」 > 「佐渡の隠れた魅力ポイント」目次 > 7 飛べ!!「ダコタ」
旅行日 2017/6/26 2017/12/23 UP
ついでに寄った「佐渡の木造校舎」30校
「入崎キャンプ」付近は、長い砂利浜が伸びて海水浴場になっており、外海府海岸が続いてます。
今回佐渡を巡るにあたって、何か記憶違いとか、あの頃はどんなのだったか・・と改めて佐渡の事をネットで調べていると「飛べ!!ダコタ」という記事が有りました。
へぇ?・・何それ?・・知らんでぇ・・最近の話かなぁ・・
調べてみると、第二次大戦・終戦後まもなく「高千」に英軍飛行機「ダコタ」が不時着し、住民が海岸に滑走路を造って、無事に飛行機を離陸・飛び立たせたらしく、映画になったそおです。
ううむうぅぅ・・・知らなかったなぁ・・佐渡に2度、通算8年間住み、「入崎」「高千」は何度も仕事で通過した事があるれけど、そんな話は一切聞かなかった。
また当時勤めていた同僚や、佐渡に住んでいる人からも聞いた事も無かったが、人知れず語り継がれて2013年に映画化されたよおです。
で・・何で、佐渡に住んでいても知らなかった逸話が、急に世間の光を浴び映画化されるようになったのか・・、それは当時の「ダコタ」整備員の子息が佐渡を訪問したからのよおです(67年前の戦後秘話に込められた日英の「絆」)。
調べてみると「入川公民館」に当時の資料や映画ロケ資料が展示されているよおで、留守ならば近くの焼肉屋さんに言えば鍵を開けてくれると書いてありました。
声を掛けるとオバチャンが案内してくれ、入口で100円払って拝見しました。
なんせ100円の入場料だから、正直言ってあんまり見るべき物が無い・・すんまへん。
床に石が転がっており、ふむふむ・・・こんな石を滑走路に使ったのか・・と思って眺めていたら、オバチャンが「これ映画撮影の時に作った新聞紙の石だよ」
えっ・・そおなの・・実に見事に自然の石のように見えたのだが、断って触ってみるとホンマに新聞紙で作った石でした。
この新聞紙で作った石については、涙ぐましい努力が有るよおで、「67年前の戦後秘話・・」を参照してください。
実際に「ダコタ」が、不時着した場所や滑走路の位置等を記載した詳細な地図が有りました。
それを元にして写真を撮影しましたが、私が佐渡に居た時よりもかなり海岸が痩せており、昔はもっと沖まで砂利浜があったので、今は海になっている箇所に不時着したのでしょう。
不時着した海岸から、近くの少し高台まで「ダコタ」を引っ張り上げて整備した場所付近に、村役場が有ったらしい。
滑走路は「入崎キャンプ場」付近まで石を敷き詰めたよおで、映画では滑走路のロケ地は「素浜」海岸で撮影したそおです。
そおじゃろなぁ・・いくらなんでも現在の海岸幅では狭すぎるわなぁ・・昔ならともかく・・。
「高千」を離れて「北片辺」に「安寿塚」つうのが有り、ほれ・・山椒大夫に買われたカワイソーな安寿と厨子王の話ですがなぁ。
当時は周囲には何も無く、いかにもサミシそうな場所にポツンと有り、何でこんな所に「安寿塚」が有るのだと思ってました。
今回来た時には、道が良くなり過ぎており、道端に「安寿塚」の看板が立ってるのを見つけなかったら、あやうく通り過ぎる所だった。
海岸方向を見ると、昔のまま樹木に埋もれて有りましたが、ただ・・そこへ行く道が無くなっているような気がする。
以前は車道から真っ直ぐ「安寿塚」まで行けたような気がするんだが・・
近くで写真を撮ろうと思ったのですが、夕暮れも近づいており、下りる道も分からなかったので車道から写真を撮るだけにしました。
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佐渡紀行をした時には、同時に「佐渡の木造校舎」も訪れましたので、そちらも参照していただければ幸いです。
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