HOME > 紀行文「目次」 > 「塩の道」地図と目次 > 19 山之坊
H23.6.16 旅行 H23.8.27 UP
大峰峠のカーブ車道を少し行くと、道端に東北電力の電源車が道に停まっております。
ホントはそこに「大峰峠の大地蔵」の小屋が有ったのですが、電源車が小屋の前にデエェ~ンと置いてあるので、小屋の全体像を撮せません。
小屋の中に入ってる地蔵さんは、けっこう大きな地蔵さんで、2体ありますが、たぶん古い方が本来の地蔵さんでしょう。
この「大峰峠の大地蔵」は、県道が出来た記念に先程の「道が無い・・」と言って騒ぎして、引き返すの・・どうのとモメて泣きかかった「地蔵跡」からここまで運んだらしい。
ううむうぅぅ~・・・何もそんな事で、わざわざ地蔵さんを移設せず、元の場所に有ってこそ地蔵さんの価値が有ると思うのだが・・・。
もっとも、あそこからここまで運んで来るのもタイヘンだたでしょなぁ・・大勢の人達で担いで来たのじゃろおか?。
小屋内にはノートが有り、外に置いてある椅子に座って読んでみると、けっこう今流行りの「癒された」という単語が書いてあります。
また、地元の人に対して山菜採りと旅行者の区別がつかないのか・・という、お怒りの言葉が書いてあり、間違われてよっぽどイヤな思いをしたのでしょうねぇ。
この大峰峠を歩いた人もいるようですが、σ(*_*)らのように旧道を歩いたのか、車道を歩いたのかはノートではわからず、たぶん車道を通ったような気がする。
小屋の前にある石碑の裏に、ホースから引っ張られた清水がチョロチョロ流れており、側にコップが有ったので飲んでみました。
「大峰峠の大地蔵」を出発して車道を歩いてると、草むらに標識杭が有り、たぶん「大日如来」と書いてあるのだろおが、やっぱり一部字が剥がれて完全ではなく、奥に石仏が見えましたが、わざわざ確認しに行きませんでした。
車道脇でワラビを採っているオバハンが居たが、先程のノートに書いてあったように「山菜採るんじゃねぇ」と言って叱られないのかな?
車道が広くなってる所に、車を止めて山菜採りの準備をしているオババ達に挨拶し、その先に有る「塩の道」標識杭を見ているトッツアンは、その運転手でしょう。
念のためにオババ達に「この道を行くと「山之坊」へ行けますか?」と聞くと「ああ、良い道で行けるよ。熊に気をつけてね(笑いながら)。」と答えます。
「塩の道」標識の有る付近は日当たりが良いので草が茂ってますが、たぶん大丈夫で通れるじゃろおと思い、標識近くに居たトッツアンが「昔は細い道だったが、拡張して徐々に道が広くなっていった。」と越後屋に説明してます。
歩いてみるとオババは「良い道」と言ったが、日当たりの良い所は草が茂っていて、あんまり良い道ではない。
地図を見ると車道が近くにを走っているので、迷子になるという不安感はありませんでしたが、道に生えてる草は予想以上にひどかった。
特に「山之坊」集落が見える箇所では、日当たりが良いもんだから草が生い茂り、道スジらしいのがやっとわかるほどです。
再び車道に出ましたが出口には「塩の道」標識が無く、反対方向から来る人は、ここの入口がわからんかもしれない。
もっとも、どおしても通りたくなるような「素晴らしい道」ではないので、無理をせずに車道を歩いた方が良いかもしれません。
「山之坊」集落外れの、広くなった道端に座って昼食にしました。
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