HOME > 紀行文「目次」 > 「塩の道」地図と目次 > 34 千国街道
2013.11.1 旅行 2014.5.17 UP
集落を通った時に、道筋の民家から鎖に繋がれた犬が吠えながら駆け寄って来たので、杖で突くマネしてやったら、ビックリして立ち止まって吠えるのを止め、ちょっと後ろに逃げやがった。
ワッハッハッハッ・・ざまあ見ろ。(^O^)
犬にすれば、今までは気の済むまで吠えていれば良かったのだろうが、まさか今度歩いてる人間は反撃して来るとは思わなかったのだろう。
しかし、コンジョの有る犬で、また吠えかかって来たので、また突くマネしてやったら、また少し逃げやがり、3度ばかし同じ事を繰り返して、久々に犬と闘った。(^O^)
越後屋が「そんな事するな(杖で突くようなマネの事)。 知らん顔して通り過ぎれば良いんじゃ。」
「何もしなかったら、ああいうバカ犬は図に乗って吠え続けるでぇ。
それが証拠に、通り過ぎた今では吠えないで見送ってるじゃねぇか。
普通だったら、姿が見えなくなるまでバカ犬は吠え続けるぞ。
σ(*_*)は世のため人のために、あのバカ犬に、むやみやたらに吠えるな・・と、ホンマはやりたくはないけれど(ウソだけど)、涙を隠し、捨て石になったつもりで、わからせてやってるのじゃ。」
「私が飼い主なら怒る。」
「犬の躾がなってないから吠えるので、これは飼い主の責任じゃ。
σ(*_*)の方が、通る者に犬が吠えさせてる躾も出来ない飼い主を、ドヤシつけて怒りたいくらいじゃ。」
越後屋のムスッ・・とした顔・・(^O^)ハッハッハッ・・・
だいたい、何で見知らぬ縁もユカリもないバカ犬に吠えられながら、黙っていなければならんのじゃ・・ったく・・
千国街道の入口「千国の庄 資料館」に着き、茶店風建物の外に「お休み処」のベンチが有ったので一休み。
「千国番所」受付に居る番所役人のジサマが「茶店の中に、タダの茶が有るから飲んで行け。」と教えてくれます。
「塩の道祭り」の時は、人がゴッタ返しており、番所でスタンプ押してもらうのに行列だったので、この茶店には入る余裕も有りまへんでした。
お言葉に甘えて茶店に入ると机上にポットが有り、熱い茶が入っており、通る旅人のために、毎朝用意してくれてるのでしょうか・・ありがたい事です。
室内はキレイで、欄間の所には明治時代?の錦絵が飾ってあります。
茶を飲んで外に出て、先程の番所役人のジサマと話をしました。
「塩の道」を歩く人は春・秋が多いだろおと思い、その事を聞くと、以外にも7・8月が多く、学校の休みのためか家族連れが通るらしい。
ふうむうぅぅ・・そお言われてみれば、その頃に家族でノンビリ歩くのも良いかもしれない。
今年の「塩の道祭り」に参加したと言ったら、番所役人のジサマは、自分の事のようにもんのすごく喜んでくれました。
そのうちに番所役人のジサマと顔見知りの人が、2人来て何か話し始めたので出発しました。
その時に番所役人のジサマに礼を言ったら、その顔見知りの人達からも総出で「ガンバレよ!!」と声援を送られた。
さすがに旗を振ってバンザイまではしなかったが、σ(*_*)らは出世兵士か・・・。(^O^)
千国街道の街並みを歩いてると、「塩の道祭り」の時に家の前で小さい子が、一生懸命に紙コップのお茶を通る人達に渡していたのを思い出します。
そおいうのを見ると、ホンマに地元ぐるみで盛り上げている「塩の道祭り」だなぁ・・と思い、地元の人達の熱い思いが伝わり、「塩の道」も四国遍路道に共通する触れ合いを感じました。
車道から外れた「親坂」は川の流れに沿っての坂道で、紅葉も始まり石畳も有って景色が良いですが、けっこうキツイ坂道です。
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