HOME > 紀行文「目次」 > 「塩の道」地図と目次 「塩の道まつり」> 4 コンテスト
2013.5.3旅行 2013.5.28 掲載
「大別当」付近へ行くと道端に人だかりがしており、道端に机を並べて「ふるまい」をしています。
今まであんまり休んでなく、「ふるまい」の場所でも人が一杯で座る所が無く立ち止まる程度でした。
ここで一休みしようと思い、テントで甘酒が有ったので貰ったが、やっぱり座る場所が無く、それらしい場所には先客が居て座れまへん。
ゆっくり歩きながら写真を撮ってるので、孫と越後屋のお遍路さんは後から追い付くだろおと思い、水仙が咲いてる付近に座り込んで休んでいましたが、待たずにそのまま先に出発しました。
中学校の付近を通ると、道側の日陰に残雪が残っており、諏訪神社に着くと屋台も出て味噌汁の「ふるまい」が有りました。
諏訪神社に「塩の道・旅姿コンテスト」の受付があり、申し込みに行くと、だれもまだ申し込んでおらず1番目だった。
あらあぁぁ・・・σ(*_*)だけならば、ちと恥ずかしいなぁ・・・・
「旅姿コンテスト」が始まるまで1時間ほど有るので、その付近をウロウロ・・・・
諏訪神社で尺八参拝しようか・・・と思い、軽く音出しをしたが、思うように音が出ない。
むむっっ!・・・ヤバイじゃん・・・!!
尺八の中継が少し緩み始めてるのと、慣れない袴姿で帯を締めているためか、家で練習したような音が出ません。
この「塩の道祭り」参加のため、いつも使用しているのと違う尺八を一週間ほど前から吹き慣らしていたのだが、やっぱりちと無理だったかな。
神前や人前で、ミットモナイ吹奏をするワケにはいかんので止めました。
神社横の道で、越後屋のお遍路さん達が疲れて横たわっており、そこで音出しをして、軽く曲を吹いてみると何とかなりそう。
「旅姿コンテスト」開始の頃に舞台脇の集合場所へ行くと、番号を書いた木札が渡され、名簿を見ると7組出場らしい。
舞台で踊りが終わった時に、ケツ出した飛脚が舞台前を通ったが、突然だったのでカメラを出すうちに行っちゃった。
後で越後屋に聞くと、諏訪神社前でポーズを取って写真撮影の要求に応じてくれたそうで、毎年出場してるのだとは思わなかった。
この飛脚の写真が一番印象に残り、こおいうアホらしいと言ったら失礼かもしれんが、σ(*_*)はこおいうのが大好きで、虚無僧旅姿で出てみようと思ったのも、この写真を見たのがキッカケです。
ちなみに地元団体の人達らしく「旅姿コンテスト」には出ませんが、もし出場したら断然一位だと思う。
全国規模で開催される衣装コンテストに出場しても、あの走るポーズをすれば、かなりの上位入賞間違いなしだろなぁ。
出番が来て「出身地・名前」は良いとしても、虚無僧衣装で苦労した事の質問には、たくさん有り過ぎて、どお答えて良いもんか・・・
「袈裟はカーチャンが縫ってくれ、替竹は尺八を入れるのがホントですが、なんせニセモンですので、ただの棒切れが入ってます。」と答えた。
その後、話の結末をどのように付けたら良いのか、わからんかったので「一曲吹きます」と言って「三谷」の一節を吹き始めたら、司会のトッアンがあわててマイク持って近寄って来た。
カッコウだけの虚無僧姿で、まさかホンマに尺八を吹くとは思わなかったんじゃろなぁ、前もって一言知らせておけば良かったのかもしれん。
やっぱし音が弱いなぁ・・・さすがに長々と最後まで吹いたらアカンと思ったので、少し間違った所でゴマカし1分ほどで終わらせました。
2番目は、甲冑を着けた武者姿のアンチャンで愛知から来たそうな。
20万円で甲冑を買ったそうで、おぉぉぉ・・・コスプレ趣味の人は違いますなぁ。
σ(*_*)なんか有り合わせの物を使用したので、一番高いのが980円の偈箱用バックで、その他をひっくるめても1500円もかからんかったでぇ。(^O^)
一番最後の出場者は、出発地で話しをした樵風の一族でした。
審査発表まで踊りなどが有り、ボオッ~と見ていると、前に坊主頭をした小さい子が来て、頭に「塩の道」と毛を剃って書いてあります。
この子もコンテストに出て、司会のネーチャンが「頭に「塩の道」と書いてあるのですが、後で審査員の人に見てもらいます。」と言われていた子でした。
ホンマに「塩の道」と剃ってあり、思わず笑った。
審査発表が有り、出場順に呼ばれて参加賞でもくれるのかと思ってましたが、他の出場者が先に次々と呼ばれて「何とか賞」を受け取って行きますがσ(*_*)は呼ばれません。
あら・・忘れられたのかな?・・・地味な姿だったのでオマケの努力賞かな・・と思ったら一番最後に呼ばれました。
審査委員長の言葉に「ホンモノの虚無僧のように尺八を吹かれ・・・」とオダテられ、「これが一番良い物(副賞)ですよ」と付け加えられ、特別賞と共にズシリとした重みの有る副賞を渡されました。
家で副賞の中身を見ると「小谷漬」10袋を手拭2枚で包んだものでした(一番上の写真)。
小谷村の人達、どうもありがとうございました。
「旅姿コンテスト」の様子が、どこかに載ってないかなぁ・・と探したら「つがちゃんブログ・栂池高原日記」に、様子が載っており、σ(*_*)の姿も、もう少しハッキリ写ってます。
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