HOME > 紀行文「目次」 > 「塩の道」地図と目次 「塩の道まつり」> 7 姫川源流
2013.5.4旅行 2013.6.4 掲載
ゾロゾロ・・・と歩いてましたが、人が多過ぎて、あんまり情緒が無い。
青木湖畔を離れて山道に入った所で「オカリナ」の演奏をしていました。
σ(*_*)も時間があれば、どこかで立ち止まって尺八吹奏をしても良いんだが、なんせ行列のシッポの方を歩いてるもんだから置いて行かれちゃう。
やっぱり、もお少し早めに出発した方が良かったかな。
鉄道線路の脇を通ってスキー場の所で、数人が固まって山の方を指さして何か言っおり、何か?と思って指さす方向を見れば、ゲレンデの広場でユックリと動物が動いてます。
熊じゃろか?・・・それならば「熊出没注意報」を発令しなれりゃアカンが・・・
その時は、わかりませんでしたが、後でネットで調べると同じように目撃した人が居て、またσ(*_*)が取った写真を拡大してみると不鮮明でしたが「カモシカ」でした。
国道を横切り、「塩の道」と外れた「姫川源流」の方へ誘導されます。
「姫川源流」なんて、どおせ大した事は無いじゃろおと、この時は正直言ってあんまり行きたいとは思わず、それよりも早く目的地へ行きたいと思ってました・・・すんまへん。
しかし、なんせコースに入ってるもんだから、σ(*_*)一人がゼイタク・ワガママを言って、別の道を歩くわけにはイカンからなぁ。
「姫川源流」付近の道は狭くなっており、今まで道一杯に広がって歩いてたのが2人並んで歩ける程度の道幅しかなく、自然に行列が渋滞し始めました。
立ち止まった時に、隣の老夫婦のオババが虚無僧姿のσ(*_*)を見て「どこかで尺八を吹かれるのですか?」と話しかけてきた。
「いえ、カッコウだけのニセモンです。」
「あらあぁ・・・吹かれれば、お布施あげたかもしれないのにぃ。(^O^)」
「その時は、この偈箱に入れてください。(^O^)ナハハハ・・・」
どうせ渋滞しているしぃ・・歩いてもゆっくりなので、今の速度ならば息切れせずに吹けるかな?・・と思い、尺八の音出しをしてみると、何とかなりそう。
「三谷」を少し吹いてみましたが、普段は着慣れていない袴をはいてるので腹周りがキツク、あんまり調子が良くない。
それでもオババは喜んでくれ、近くにいたネーチャンカメラマンが、尺八吹奏しているσ(*_*)の写真を撮っていました。
「姫川源流」は来てみると思った以上に良い所で、さすが「塩の道まつり」コースに入れるだけの事があり、のどかでキレイな所でした。
安曇野「わさび農園」の川風景と似ており、お勧めの場所です。
川沿いを歩いてると、後ろの方で別のバサマが孫娘に「あれは尺八と言ってなぁ、ワシの父さんも昔吹いてたんだよぉ」と説明していた。
後で振り返って見ると同年代のバサマで、たいていこの年代の父親が尺八を吹いてた人が多く、よく懐かしがってくれます。
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