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2019/5/17 旅行
「木坂展望台」入り口付近に、本州では珍しくもないが対馬では珍しく石仏が奉ってあった。
数十年前に対馬に住んだことがあるけれど、今まで道端に地蔵さんが奉ってあるのを見た事が有っただろうか、ここが初めてのような気がする。
「木坂展望台」入口に杖が置いてあり(実際には杖が無くなっていた)、展望台へ行きかけましたが、杖が置いてあるのでキツイ道かと思いヤンピした。
ホンマは「木坂展望台」が目的で、近くの「青海」集落は寄るつもりではなかったのですが、せっかくなので行ってみました。
「青海」集落を見下ろす場所まで来ると「長崎県のだんだん畑認定の地 青海地区」の観光案内看板が立っており、確かに山斜面が「だんだん畑」のようになってる。
看板によると「ヤクマの塔」「高床式の倉庫」「石積と門のある家」が写真入で紹介されており、この三つが「青海の里」の「売り」のよおです。
「高床式倉庫」は、「小茂田」付近にも存在するのを知っているので、わざわざ集落まで下りて見に行かなくても良かったのですが、やっぱし、せっかくここまで来たのだから・・と「青海」集落へ下りました。
石ころだらけの海岸へ行くと、「ヤクマの塔」が一つだけ遠くに見えます。
ところで観光看板を見た時「男はつらいよ」の27作「浪速の恋の寅次郎」のロケ地だと書いてありましたが、ふうぅ~ん・・と軽く読んでたので、ロケ地だった事をすっかり忘れて「青海」集落を一周しました。
これを書いてる時に写真を見て、そお言えば「寅さん」のロケ地だったなぁ・・と思い出し、どんな内容だったかネットで調べてみると、先程行った「和多都美神社」や厳原市内もロケ地でした。
で・・この「青海」集落のロケシーンは、映画の終わり頃「石積と門の有る家」として紹介されている家の門に「寅さん」が座って、マドンナ役の松坂慶子を待ってるシーンだったよおです。
動画の予告編等を繋ぎ合わせて見ると、映画を見たような気もするが、あんまり覚えていなく、わかっていたら、もおチット「青海」集落内と「石積と門のある家」を撮っておいたのにぃ。
それにしても失礼ながら対馬でもほとんど知られていないと思う、小さい「青海」集落を見つけて、良くロケ地に選定したと思う。
「峰町」に戻って食堂を探したが見つからず、潰れちゃったよおで、「仁田」付近でやっとラーメン屋風の食堂「月亭」が有った。
対馬の店は全てハングルも併記してるのかと思ってたが、店の入口や店内のメニューにはハングル文字が全く書いてなく日本語だけで、国道の通り道なのに珍しいなぁ、韓国人の客は来るな・・と思ってるのかな。
ラーメン食べてると、若いアベックが入ろうか・・と店前でウロついてましたが入らず、たぶん日本語しか書いてないので不安感を持ち、他の店を探しに行ったのでしょう。
ちなみに、ネットで調べるとこの先「比田勝」まで、ずう~っと食堂は無いよおで、店の人に言えばハングルのメニューを出してくれたらしい。
味も良く値段的にも良心的でネットの「口コミ」も良く、ハングルで感想を書いてあるのも評判は良かった。
「棹崎」へ向かってる途中、道端に馬が放牧されていたので、付近の人に聞くとやはり「対州馬」だった。
柵に近づいて写真を撮ろうとしたら一頭だけ、カポッ・カボッ・・と蹄の音をさせながら寄って来て、その勢いから柵を飛び越えるのではないかと思った。
よっぽど頭を撫でてやろうかと思ったが、「餌をやらないでください」と日本語とハングルで書いてあり、やはり韓国人も見に来るようだ。
触ると自分の知らない病原菌を、馬に移すかもしれないと思い触らなかった。
それにしても人懐こい馬だったなぁ・・他の三頭は無視していたのにぃ。
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